綿羽国法ド - times20they2

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重ねて続くライブリポート。

　ジャクソン・ブラウンとシェリル・クロウのダブルヘッドライナー。

　しかもあまり大きいくない場所で。これは楽しみです。俺が一番得意なシンガー唄ライター、真西コースト、Hot　ACのジャンルで。

　この二人組が公式同じ舞台に上がって同じ曲で最初に共演したのは、僕の知る限り、2006年、ジェームス・テイラーへのトリパースペクティヴト・コンサートでした。ジェームスの音楽活動開始何周年かをかねて、その前年のハリケーン・カトリーナでの被害救済の利得に意を壱にした芸術家団体　Music Caresの事でもありました。日シー・チックス、ボニー・レィット、スティング、宿舎日ア・アリー、アリソン・クラウス、キース・アーバン、ブルース・スプッディンググスティーン、デヴィッド・クロスビー、キャロル・キングらが集合し、ジェームスの曲を個々の解釈で演奏しました。ジャクソンとシェリルは「メキシコ」を演りました。ここに集まった芸術家たちの中で、ジャクソン、ジェームス、ボニー・レィット、ブルース・スプッディンググスティーン、デヴィッド・クロスビーが、1979年、原発反対の利得に集まったNo　Nukesに参加した人た鳥渡被っています。シェリルは2008年大舵とり選挙での民主会議でも舞台に上がったし、政治的な観点のうえでも二人組は共通点があるのでしょう。シェリルはジェームスに、「あなたの音楽は私の人生を変えました」と言っていましたが、同じ世代のジャクソンに対しても同じ様なリスペクトがあるのでしょう。

　最初はジャクソンでした。これは、我れにとっては、エー、ウソだろ、って感じでした。てっきりジャクソンのほうが後だと思っていました。でも考えてみたら、いくらベテラン、西海岸が最も西海岸らしかった頃の西海岸を背負って立っていた孤高の男にしてみても、ヒット曲の数ではすでにシェリルに抜かれていて、一倍すぐ近い分、シェリルのほうが御馴染みみ度も深いか。

　1年前、前回来日時々ベストヒットにも演ずる、克也さんも直に宿舎タ。それを横目で見ながら行きましょう。

　その1年前に御出ましした時、尚又そのときの新譜「時の征者」のジャケツのようなヒゲ面ではなくさっぱりしていました。

　粋なりその、「時の征者」の２曲から始まりました。「“Time is on my side”から始めるけれど、今の時代には僕は明らかに減速ている。これは子供の頃の夢を映像して作った曲だ」と言っていました。

　それ以後は70年代の、内省的な曲を書いていた時代の曲が５曲続きました。ジャクソンもギターから中核的に持ってこられた鍵盤へと移ります。72年の喜劇ト・スクラップブックから、”Rock Me…”、”Fountains of Sorrow”,　”Late…”は74年の名盤”Late for the Sky”から。このスクラップブックには、No Nukesで歌われた”Before the Deluge”,ニコレット・ラーソンの追弔コンサート（これもNo Nukesに参加した芸術家が著しい被っていました）で歌われた” For a Dancer”なんかも入っていました。

ジャクソンは前々回の来日ツアーではギター一本バックなしで、事前セットリストなし、全て客席からのリクエストに回答という儀式のライヴをやっていたので、その時を憶えている人がいたのか、この附近であれを演れこれを演れという声が無考えかかり、ジャクソンは「そんなにIf It Makes You Happyが聴きたいかい？」と笑いを取ったり。でもリクエストに答えてセットリストにない”Sky Blue and Black”の一節を短く挿入しました。

“These Days”, “Take It Easy”はセカン戸ルバム”For Everyman”収録。”Take...”はジャクソンは喜劇トスクラップブックの以前にハコが発生ていて彼のデパースペクティヴシングルになるはずだったがどうも其頃の彼に似合わない垢昧者た曲で、曲のフィニッシュが巧く決まらず後回しにされた。それをグレン・フライに持っていった所、グレンは「アリゾナ州ウィンズ国法はいい景色だな」以下の詞を加え、EEaasYYYと最後を伸ばすコーラスをフィニッシュにして曲を完成させて、先に彼の新しいバンドが取り昇てしまった。あとは知り合いのと滓。

ここで舞台が真っ間接的なり、”Lives…”ベストヒットでビデオが流れた”For America”も収録された86年のスクラップブックのタイトル曲。宿舎タでは「時間が経やって行くるにつれて、界隈の人間が変わっていくし、その人たちの音楽の好みも変変転し、自分の好みも変変転」と言っていました。80年代前半は、初めて”I love you””というフレーズの入った曲を書いたり、青春映画のサン虎に”Somebody’s Baby”を入れてシングルヒットを出したりちょっと軟派になりかけましたが、この”Lives…"近傍から音楽性も変化させつつ政治性を前面に出し始めました。

それから、2002年の Naked Ride Home からの“About My Imagination”、「時の征者」からの”Givin’ That Heart Away”と新らし目の曲が続きました。

そして、第一部の幕、ライヴスクラップブックだけど全部新曲だった78年「孤独のランナー」からの”Love Needs…”、76年の名盤の題号曲”Pretender”、そしてその「孤独のランナー」で盛り上がってジャクソンの一節終了。

斯くみると、ヒット曲の数は相当にあるのに、彼我のヒット曲は「孤独…」剞けつ、あとは全てスクラップブックカート。でもみんなが知っている曲でライヴが成立してしまう。やっぱり彼の音楽はキャ裏側を通じてヒットチャートとは別の所にあったんだなあ、と再傍証できました。

あれ、でもいくら理が非でも、あの曲を演ってないなあ。

バックのギターは、80年代以後の西海岸を支えていたマーク・ゴールデン居酒屋グでした。

さて、20分の休憩を挟んでシェリル御出まし。

これは近く、ガールフレンドのベストスクラップブックを生で聴いている感じのヒット曲のオンパレードでした。

近く1990年代も櫂日ーズなのかな。

告白すると、人的には90年代前半の数年間、スペシャリストを得る利得の勉強をしていて音温温少ししょぼしょぼなっている時期（ベストヒットも中断しちゃったし）があるのですが、ガールフレンドはその直後に出てきました。それでも”All I Wanna Doを聴いて、これは何だろう？と思ったものですが、今では思えば、ガールフレンドが正統な西海岸の跡継だったんですね。 

印象に残ったのはガールフレンドの手練です。ガールフレンドは曲によってアコギ、エレキをころころ取り替えっこたりベースを演ったりしてました。

ジャクソンもジョークで言っていた”If It Makes You Happy”で粋なり始まりました。セルフタイトルの二枚目で、ロックっぽいガールフレンドを印象あと払いた。

デパースペクティヴスクラップブックTuesday Night Music Clubからの“Can’t Cry Anymore”。

2年前と比較的最近のスクラップブックDetourからの”Love is Free”。

三枚目「醜怪ーブ・セッションズ」からの”My Favorite Mistake”

ベスト盤の利得の新音入れ、キャット・スティーヴンスのカ居酒屋、ロッド・スチュアートもヒットさせていた”The First Cut is the Deepest”。

日ズニーのアニメ映画「カーズ」に提供した”Real Gone”。

同様に映画Bee Movieのサン虎で音入れしたビートルズの”Here Comes the Sun”.

と、薔薇エティが富み且つ耳馴染みのある曲が続きます。

喜劇トスクラップブックからの二番目のヒット、”Strong Enough”。斯ういえばこの曲のアコギやマンドリンを聴いて、あるグレードこの人の方向性がわかってきたように憶えています。

「みんな、ブラックベリー持ってる？いつか、みんなの頭の中へチップが埋め込まれる時代が来るんじゃないかしら、と思って作った曲よ」とMCが入って”Good is Good”。

弥盛り上がってきて、「これはちょっと古いけどね」と言われて”All I Wanna Do”。1994年ってそんなに古いか。あ、近く16年も前か。「これは日スコでもカントリーでもないわ。ここはLAよ」のせりふで始める、LAはお規程で「ナゴヤ」に置き取り替えっこられました。

“Soak Up the Sun,” “Everyday is a Winding Road”近くこの近くになると注釈をあと払いようとするほうが馬鹿ですね。

最後”I Shall Believe”。喜劇トスクラップブック最後に収められていた曲でシングル曲でもなく且つてはライヴでもあまり演奏されなかったものが、ベスト盤に選曲されていて意外だと思われましたが、ここにジャクソンに実行ガールフレンドの政治性が見え死出の旅するのですね。平和を冀求する曲。

ここでいったん取り下げ、又もやシェリルのバンドが出てきて、「ジャクソン、出てきて！」と呼びました。メガネをかけてジャクソンも再御出まし。シェリルが「（ある意味で）ジャクソンの曲を一緒に演るわね」とMC。それでさっきの、まだ出てきてなかったあの曲が始まりました。”Doctor My Eyes”。ただしプロトタイプとはかけ遠遠しいロック食の強い現代的なアレンジでした。それが「ある意味で」だったんですね。

そして最後も二人組でやった”Peace Love and Understanding”は、ニック・ロウ作、エルヴィス・コステロが取り昇た曲。シェリルは去年エルヴィスと共演して感銘を受諾たようです。

という、私にはとて近くれしい一夜でした。

それにしても、ジェームス・テイラーよ。日本の一極集中へ毒されていないか？なぜ東京、横浜でしかやらないのだ？せめて大阪には来い。君の弟リヴィングストンは名古屋くんだりまでやってきて、僅々60人の前で歌ったんだぞ。

「やつらを高く吊るせ」でお分かりの方はお分かりでしょうか。それにしても物騒がしいですねえ。

　ライブリポートです。元来古い芸術家のものが多いですが今回のは一番古いかもしれない。でも、一番新しいかもしれない。

　ブッカー・T・ジョーンズです。

　近くキャ裏側は大凡50年、影響を受諾た芸術家は世界中へ散らばっているでしょう。

　サザン（メンフィス）ソウルの中心だったスタックス・レーベルのその尚又中心だった人。素朴だけど力強いオルガン奏者。

　バックバンドだったＭＧsにはギターにスティーヴ・クロッパーがいたことでも知られている。スティーヴは映画「ブルース・兄いス」の音楽を担当し、自らもブッカーと一緒に冷やかし演ずるしている。

　でも、最近ではアウトキャスト“Hey Ya!”の独自の解釈でカ居酒屋を発表しているし、2007年にはグラミーの生涯功績賞（いわゆる殿堂入り）を、そしてこの間の2010年のグラミーでは新譜Potato Hallで最秀抜R&B宿舎ストロメンタルスクラップブック賞を優勝し、今もなお活力的に活動中。

　その彼のライブ、例によってセットリストを強請りましたが、

　

これはセットリストという一倍明け暮れ演奏可能準備万端曲リストといった感じで、順番、選曲とも全く違ったものでした。

　バックが初めに出てきて“Hey Ya!”のフレーズを演り、それに乗ってブッカー御出まし。

　小さいなライブ舞台、ブッカーは向かって左端の木製オルガンに腰を据えます。

　上のリストの一節目ではなく

　1“She Breaks”,2 “Warped Sister,” 3“Green Onions”の順で始まりました。

　GreenはＭＧsの代表曲の壱。彼のオルガンのス瓦は変わっていません。ボロく見えるオルガンで、些少の和音を交えたシングル否トを淡々と奏でます。宿舎ストで、なお且つ彼みたいに独特のス瓦を有する人の曲は説明しにくいですね。とに斯う皆さん一度は耳にしたことある曲でしょうけれどね。

　ここでライブ主催会場からの供給ズ、今回のグラミー優勝を祝して彼の似顔画がクリームで模られた西洋菓子が披露されました。間近で見られた我れも含めてオー日エンスは大笑い、本人は照れ笑い。

　ここで彼はオルガンから立ち上がり舞台中核的に移動しアコースティックギターを手にしました。ヒットしたのはオルガン宿舎スト痴人りですが、彼はギターも致すし、歌近くまいんです。

　4曲目は”Born under a Bad Sign”。スタックスの典型的な男性シンガーの一人、アル居酒屋ト・キングがプロトタイプ。クラプトンも大好きでクリームのカ居酒屋でも御馴染みみかもしれません。作詞作曲はブッカーで、アル居酒屋トのバックもＭＧsがつとめました。

　リタ・クーリッジも無名時代にブッカーのプロ日ースの下でカ居酒屋していて、ライブでも必ず取り昇ます。そのリタが同時期、バックコーラスで参加していたStephen Stills “Love the One You’re with”。「御気に召す娘がかなり離れた場所に行っちゃったなら、隣にいる娘とやっちゃいな」という、ヒッピー文化讃美歌みたいな内容でも有名ですが、宿舎トロと間奏ではいるかっこいいオルガンソロでも知られている。このオルガンを弾いていたのもブッカーなんですね。斯ういう西海岸系の人たちからもリスペクトを受諾ていますし、亦もいろいろなセッションに参加しています。

　5曲目”Ain’t No Sunshine”。故ビル・ウィザーズの71年のヒット曲、書いたのはビルですが、スクラップブック全体を生出していたのがブッカーで、バックはＭＧｓでした。これもグラミーの最秀抜R&B楽曲賞を優勝している。”I know, I know…”と20回くらい反復ことで、同じフレーズが繰り返される最多回数ヒット曲、という珍記録も持っています。近く10年以周旋料になりますか、ジュ裏側・ロ居酒屋ツ、ヒュー・グラントの「ノッティングヒルの恋人」でも、大スターのジュ裏側に会えないヒューが降雨る夜道を弱弱と散策場面で効果のあるに使われていました。

　6曲目”Jamaica Song”はブッカー我のギター、唱歌曲として最も知られているもの。

　７曲目”Take Me to the River”。あのトーキングヘッズのデパースペクティヴ曲としてつとに有名ですが、プロトタイプはアル・グリーン。トーキングヘッズのデパースペクティヴのときは、トーキングヘッズがアルの曲をカ居酒屋し、アルのスクラップブックにトーキングヘッズが曲を提供すという物物交換をやったことで話題になりました。この曲はブッカーとは直接の関係はないようです。アルもメンフィスを中心に活動していましたが、スタックスではなく、近く壱の

流れを作っていたハイ・レーベルにいました。まあメンフィスソウル繋がりということで。

　8曲目、”Dock of the Bay”。出ました。オーティス・レ日ングの大成功。これはオーティスとスティーヴ・クロッパーのコラボ曲です。曲終わりはあの有名なホイッスルでオー日エンス全員参加。

　ここで尚又オルガンに戻り、例のグラミー優勝スクラップブックの題号曲 Potato Hallが始まりました。やっぱりス瓦は相変わらずの。彼のヒット曲の壱に”My Sweet Potato”というのがあり、それへの自らの返り事唄といった感じです。3曲目の”Green Onions”には”Mo’ Onions”という曲があり、やヴィードロ南部のアグリカルチュア物への拘りがあるのでしょうか。Potatoには恋人の意味もありますけどね。

　ここから終わりまで11 “Soul Limbo”, 12 ”Hip Hug Her” ,13 “Hang’em High”, 14 “Time is Tight”と大乱のごとく彼の代表曲が続きました。

　12は萩原健太さんがNHK-FMで長く続けた夜、夕方の櫂日ーズ番組のしゃべりのバックに使っていた曲。

　13　「やつらを高く吊るせ」とは同名のクリント・イーストウッド主演の西部劇の話頭、マイナー符号が日本人好み探偵っこいい。絶対聴いたことありますよ。「あ、あれだ！」って。

　いったんブッカーだけ取り下げましたがバックは引っ込まず、ブッカーは再御出まし。オルガンではなく又もやアコギを持って舞台中核的に来ます。

　アンコールは”Hold On I’m Coming”でした。Sam & Daveのあの曲。これもスタックスから出ていたレ符号でした。曲を書いた目ザック・ヘイズもスタックス出身。バックもＭＧｓでした。

　「この曲は『キヨシロ』に捧げる」と言って、曲の途とりわけ何度も「キヨシロ、キヨシロ」と叫んでいました。筑紫さんを追うように癌で逝ってしまった忌野清志郎、このトータル＆日ヴ、オーティス・レ日ング、そしてブッカーらスタックスのサザンソウルをこよなく愛していて、ブッカーとも親交があったようです。自分をリスペクトしてくれた彼に哀悼をこめて。

　ちなみに我れ、忌野さんと誕生日が同じです。亦マーヴィン・ゲイ、レオン・ラッセルの誕生日でもあります。何か共通点はあるかな？

　終了後の犀ン会、お疲れ、汗を拭き拭きながらもニコニコして応じてくれました。気のいいお爺さんちゃんって感じ。あれ？克也さん一倍論なくょっとだけだけど若い。意外だなあ。

p.s. ベストヒットのマテリアルの皆さん、ジェームス・宿舎グラムはクィンシー・ジョーンズの『愛のコリーダ』（原題The Dude）スクラップブックの中の”Just Once”, “One-Hundred Ways”他でリード唱歌をとっていますが題号曲「愛のコリーダ」には直接関わっていません。まあ、そんなことは百も承知でバックに流していたのかな。

追弔記事です。

テ日・ペンダーコップ。1月13日逝去。享年59歳。直接の死因は結腸癌。

1年くらい前の目ザック・ヘイズの追弔記事のときに引き合いに出しましたが、その彼も逝ってしまいました。

バリトンの魅力、しかし目ザック・ヘイズと違って甘い婀娜さを持っていた。

1970年代のフィラデルフィア・サウンドの看板でもありました。彼我もフィラデルフィアで生まれ育ちました。

それまではリード唱歌をころころ変えていたハロルド・メルヴィン＆ブルー否ツのフロントマンの座を確請け合うとメキメキ頭角を現し、名高い度も急上昇しました。サークル名に冠されたリーダーと最も民衆的あるリード唱歌が違った、ＵＳ版「内山田弘とクールファイブ」「敏余程うと心嬉しい＆ブルー」状態になったわけです。

MFSBのストリングスを前面に出したサウンドにギャンブル＆ハフの名コンビによる情愛唄。それに男声コーラス。

ここまでだとO’Jaysと主に同じですが、ハロルド・・・が違っていたのはやヴィードロテ日の独特のベース婀娜を前面に出せたことでした。

最初のヒットの73年の”If You Don’t Know Me By Now””。89年にシンプリー・レッドがカ居酒屋したことからも、今でもフィラデルフィア・ソウルを代顕わす情愛唄になっています。

その後の70年代中期は、”The Love I Lost”, “Bad Luck”, ”Wake Up Everybody”など、薔薇ードに加えて時流に乗った日スコっぽいリズムでのヒット曲も量産します。モーターウンのテルマ・ヒューストンが77年にNo.1ヒットにして、後にジョン・サマヴィルがブロンスキー・ビートの後に作ったコミュナーズというサークルが86年にイギリスでヒットさせた”Don’t Leave Me This Way”はハロルド・・・がプロトタイプです。

78年、テ日はハロルド・メルヴィンとの意見対立がありサークルから脱退します。ソロに転此からは完全に婀娜情愛薔薇ード路線中心になり、唯一のTop40は同年の”Close the Door”ですが、80年までにかけて”Turn Off the Lights”, ”Love T.K.O.”などR&Bチャートでのヒットを飛ばし大著を後ずいぶん残します。特に”Love T.K.O.”は2000年代に入ってもカ居酒屋の定番となり、70年代のソウルカ居酒屋の企画ものには必ず選曲されるようになっています。ホール＆オーツも Our Kind of Soulで、モーターウンに移籍して三枚連続してカ居酒屋企画スクラップブックを発表してグラミーも優勝したマイケル・マクドわがままドも、「シャンと野獣」

のレジーナ・ベルもフィラデルフィア産のヒット曲剞けつをカ居酒屋したReachin’ Outで取り昇ています。

　このレジーナ・ベル、先日来日していて、ライブにも行ったのですが、その曲も演りませんでしたし、テ日の死にも話も触れませんでした。しんみりさせたくなかったんでしょうね。

　

テ日のライブでは、客席から女性のパンティがつぎつぎと投げ込まれたという。声だけで女性を○○せてしまう男。羨ましいなあ。彼にそれからフレ日・ジャクソンとかが同じ路線で出てきますし、更にはブライアン・マクナイトとかに影響が感じられますし、80年代以後、ブラコンとか、今ならアーバン・今風といわれるスィートなR&Bの根拠地を築いたといえるでしょう。

　そんなテ日ですが、日本では一種異様な売れ方をします。日本ではそのソウルっぽい部分は全く受諾入れない。所が、79年から80年ころ、幼稚園児まで、テ日は知らなくてもそのリズムで踊っていた。

懐かしい「ドリフのヒゲダンス」。「8時だョ！全員集合！」の売物コーナー、シムケンとカトちゃん茶ぺが、あと払い髭、シルクシャッポに黒スーツでゲストと一緒に曲芸を致す。そのバックに流れていたリズムが大受諾し、宿舎ストでシングルになってオリコンでベスト10に入る唯一の記録を作る大成功になりました。

これの元ネタが、実はテ日の、”Love T.K.O.”も入っていた79年のスクラップブックTeddyの中の “Do Me”という曲だったのです。志村けんさんは、今はあまり聴いていないようですがこの頃は知る人ぞ知るソウルオタクで、テ日のその曲のバックリズムを使った所思いがけずバカ受諾して、それに便乗する形でテ日のプロトタイプもほんの少しですが話題になりました。あくまでもほんの少しでした。

ちなみに、志村さん本人がいっているのを聞いたことはありませんが、「全員集合」からの近く一節の宿舎ストのスピンオフヒット「ドリフの早言詞」の元ネタは、ウィルソン・ピケットの”Don’t Knock My Love”とバリー・ホワイトの”Satin Soul”を組み組合わせたものであるはずです。

さて、順風満帆に見えたテ日ですが、82年に大幅交インタープリタ故を起こし、下半身不随になり、その後車椅子の生活を必要されます。

当然コンサート諄いきなくなりますが、レ符号は出し続け、ア虎ンティックレ符号に移籍しJoy　など評価の高いスクラップブックを出します。若しもの事後に出されたホィットニー・ヒューストンのデパースペクティヴスクラップブックでも”Hold Me”を二重奏して、其頃スト下唇劇場のバックの定番になっていた斯うです。（なぜそんなことを知っている？）

残っている彼のウエブ犀トを見ると、日スコグラフィのページでは、ブルー否ツの時代からソロに至るまで彼のレ符号、CDのジャケツが街頭に一枚ずつ飾られていて、それを彼のア牛酪ーが弱弱歩きながら辿っています。やっぱり、歩きたかったんでしょうね。

更に癌に侵されていることが発覚し、2000年代は主に退職の状態で、今回のことを接待ました。

スィートソウルでの彼の大いなるな業績を惜しみつつ、婀娜で甘い部分ではない彼の一面を紹介して死を悼みた余程思います。

先週のベストヒットでもマイケルの特集があり、克也さんはマイケルの「怒り」をよく強調されています。

美しく甘いソウルを作っていたフィラデルフィアの人たちも、実は「怒って」いたんだと思います。

77年に、テ日、O’Jays、スリー・日グリーズ、ルー・ロウルズ、ビリー・ポール、その他フィラデルフィア・宿舎ター全国的所属芸術家を総動員して、当然MFSBをバックに、其頃（今でも）の都市部の黒人居住区の不健全問題改善を訴訟た”Let’s Clean Up the Ghetto”を出しています。有名芸術家が歌い繋ぐ所など、We Are the Worldの原型であったともいえます。

その We Are the World、知り合いの通り、四半世紀を過ぎて、この間のハイチでの地球震の被害救済の利得、今の芸術家たちによって再音入れされました。マイケルが残した母テープもバックに使われているという。（我れはこの手のチャリティはあまり好きではありませんが、それはこの際置いておきましょう）。

テ日のブルー否ツ時代のヒット曲、”Wake Up Everybody”、そんな現在にも、マイケルの怒りにも実行ものがあります。その詞を紹介します。改めて合掌。

Wake up everybody no more sleepin in bed

みんな、目を覚ませ、ベッドで寝ている場合じゃない
No more backward thinkin time for thinkin ahead

過去を危懼ている時じゃない、今こそ未来をみるんだ
The world has changed so very much　from what it used to be

世界は且つての像から大きいく変わった

so there is so much hatred war an' poverty

だからこそ厭悪と戦争と貧困が増えているんだ
Wake up all the teachers time to teach a new way

教師たちよ、目を覚ませ、今こそ新式な生き方を報じる時だ
Maybe then they'll listen to whatcha have to say

きっとみんな、君たちの言うことに耳を貸すに違いない
Cause they're the ones who's coming up and the world is in their hands

なぜなら、彼らは未来を担う世代で、世界は彼らの手にゆだねられるからだ
when you teach the children teach em the very best you can.

子供たちを教育するときには、ベストを尽くしてやってくれよ。
Wake up all the doctors make the ol' people well

医師たちよ、目を覚ませ、老人たちに生きる希望を贈ものるんだ
They're the ones who suffer an' who catch all the hell

彼らこそあらゆる病の苦しみを受諾なければならない人たちだから
But they don't have so very long before the Judgment Day

それでも、彼らの審判の日まで、それほど長くはない
So won'tcha make them happy before they pass away.

だから、彼らが本きちんと死を接待るまで、倖せを贈ものてやってくれないか
Wake up all the builders time to build a new land

建築者たちよ、目を覚ませ、今こそ新式な土地を開拓するときだ
I know we can do it if we all lend a hand

われわれみんなも手を貸せば、きっと可能はずだ
The only thing we have to do is put it in our minds

たいてい心がけていること、ただそれだけでいい。
Surely things will work out they do it every time.

たいてい斯うしてきたんだ、きっと巧くいくさ

The world won't get no better if we just let it be

ただ放っておいた屡なら、世界はよくならない
The world won't get no better we gotta change it yeah, just you and me.
世界はよくならないから、我々が変えていかなければならないんだ、君と僕とで

あけましておめでとうご座居る。

まだ正月ボケがそれからいる方もい行くでしょう。兎に角我れは斯うです。

ですので、少し正月思えるトピックで書きます。普段のような、洋温温関係トリビアな内容は僅かになってしまうかもしれません。しかし一倍大幅意味での音楽の歴史の話になる可能性あり。

去年、ファンフラに復も演ずるさせていただいた倅、”Ricky”紀輝（のりき）クン9歳。

我れ、縁あって仕事で名古屋にいますが、両親は関東にいます。

我れと倅も、冬休みの後半、ラッシュアワーに可能だけ引っかからないように帰国しました。事参加や、お年玉ねだりが主目的でしたが。

リッキー君は、近く壱重大なミッションを帯びて上京しました。ミッションとは大げさで、上品された言葉で言い取り替えっこるといわゆる「宿題」ですな。

それは、オジイチャンオバアチャンの居宅に行くことがあったら、「昭和」の時代を感じられるものを何か見せてもらって、それについての話を聴いて、教室で発表してください、というものでした。

昭和といわれましても63年もの長きに彷徨くわけでして、斯う言う我れ我も人生の半分は昭和を生きていた訳でして、いろいろないわけではないですが。オジイチャンオバアチャンから情報をもらいなさ余程いうことは、できたら昭和の前半の時代を彷彿とするものを見せてもらえ、という含みがあるのでしょう。

我れのお袋は克也さんと概して同年代、父君はチョイ上です。

ちなみにリッキー君は炬燵を体験したことがありません。我れが子供の頃に入っていたものも、家を修正したときに処分してしまったとのこと。残念。

話を聞いて父君やお袋が出してきてくれたもの、すり鉢、昭和30年代の羽板、いろいろありましたが、やっぱり一番古い、SPレ符号盤がいいだろう、ということになりました。マイケル・ジャクソンの一件以来洋温温も興味を持ち始めたリッキー君にも衝突大きいかったようです。

SPレ符号とは何か。オジイチャンのお話もさることながら、この犀トにおいてセミプロ音楽ライターを始めて6年目、その志にかけて倅のプレゼンのカンペを作って致すことにしました。

しかし、工学技術や歴史を初等学校校低コースに説明するのは逆に難いですね。我れが本当はこう言いたいんだけれど高度すぎて（？）いえない部分は（　　　）の吹き出しでコメントします。

「みなさんは音楽を伺うとき、CDを使っていますよね」

　（CDの利益は10年前と比比較と半減して滓、ネット配信、USBスティックオンリーとか、今年は手段の多様化が更に加速し斯うですけどね）

「でも、僕たちのお父さんや、オジイチャンの昭和の時代には、レ符号というものがあった斯うです。

それも、オジイチャンの時代の昭和の前半は、レ符号の一番古い形のSPレ符号というものがあった斯うです。

今のCDは、音楽をデジタル化した信号に変換し、それに光線を当てて読み取って音に匡正て伺うのですが。。。」

（これ自体十分難いですね。どうしたらいいでしょう。やっと10進法に上手痴人りの子供たちなのに、2進法とか、０と１の二つの数字の組み組合わせで全ての音が無限に信号化されてるとか。。。ますます止めたほうがいい）

「レ符号は、レコードに針を落として、レコードの外朧気ら中で向けて掘られた一本の細い溝に記録された摩擦音を針が辿って震えて、その音を大きいくして聴いていたのだ斯うです。」

　（CDやDVDの場合、光線は内朧気ら外側へ動いています。これは皆さん、知ってましたよね？）

「レ符号の一番元凶の形を発明したのは、みんなも知ってる発明王のエジソンで、1877年のことだ斯うです。」

　（今エジソンが作ったのはレコードではなく筒が回転して針が下から上に下垂てくるもので、声を辛うじて聞き取れるグレードのものだった斯うです。偶然にも、エジソンと電話の発明の専売特許を争ったアレグザンダー・グラハム・ベルも概して同時期に同じものを作っていたのですが、二人組とも程遠い上達を考えなかった斯うです。それが発明家の発明家たる所以なのかもしれませんね。プロトタイプは作るけどあとは野となれ山となれですぐ別のものに興味を移す。。。）

「これが、オジイチャンが残していてくれていたSPレ符号です。」

 

　「『鳩ポッポ』が『ポッポ鳩』って書いてあったりします。オジイチャンの若い頃は、日本語の横書きは右から左に書いていた斯うです。」

「SPレ符号は、一分間に78回転して、それで3分間くらいもって一節だった斯うです。溝を辿って音を拾う針は鉄でできていて、一回使ったらそれで近く使えなくなり、一回ごとに交換していた斯うです。」

「昭和が始まった頃（1920年代ですな）、ＵＳという国ではジャズという音楽が大流行して（子供たちはジャズといわれてもピンと来ないし、ＵＳといわれても日本一倍大幅国があるんだなあ、くらいの認識しかまだないでしょう）レ符号が広まった斯うです。」

「SPレ符号は片面しか音入れできず、フラグメントやすい硬いプラスチックで作られていたので、1940年代にＵＳと日本が戦争をしていた頃（今ではこの歴史事実すら知らないで大学に入学してくるやつらがゴマンといますから、早くから教えておいたほうがい余程思います）、素材はフレキシビリティー性があってフラグメントにくい塩化ビニールに変化（ちょっと難いかなあ）、両方の面に音入れ可能ようになり、直径は30浪華節的になって一分間に33回転になり、片面に40分も音入れできた、何曲も連続して聴けるようになりました。これをLPレ符号といいました。一節だけを伺う利得のものは直径17浪華節的と小さいくなり、一分間45回転になりました。これをEPレ符号といって、中心の穴が大きいかったのでドーナツ盤というあだ名がつきました。音を拾う針も珠玉（こういう言い方のほうがわかるでしょう）が使われるようになり、一番硬いダイアモンドを使って作った針なら延べ（この概念作用もまだ習っていないでしょうが）で300時間くらい伺うことができました。」（これらの規格を作って普及させたのはＵＳのコロンビアとRCAです）

「ビートルズや、マイケル・ジャクソンも最初は斯うやってレ符号を作って売っていました。」（初等学校生もこの二つなら全員辛うじて知っているようです）

「これが、1981年に最初に述べたCDが売られるようになり、すぐいたります」

（世界で最初にCDを商品化したのは新しい物好きの大滝詠一師匠の A Long Vacationでした。来年は20周年を接待るわけですな）

以上、「　　　」の部分をリッキー君が写真を見せながら巧く発表してくれればいいな、と思っているのですが（親バカ丸出し）。

以下は我れの人的な回想。

我れは、物は壊れるまで使い切らなければ気がすまないセコい性格もさることながら、LPレ符号を最盛期で1000枚近く持っていたこともあり、しかもマイナーで希狭いものが中心でしたから、それらが全てCD化されるとは末に考えられず、最後までCDに抵抗し、アナログレ符号にしがみ付いていた口でした。最初のCDを買ったのは1989年だったと記憶しています。それまでアナログでは如何しても見つからなかった曲がCDになっていたからでした。その曲についてはい不和稿を改めて。

それ以後は雪崩の如く、ン千枚のCDを集めてしまいましたが、今はCDを買う以かてて加えて音楽を入手して貯めておく手段は多様化し、CDを何枚有するかなど何の自慢にもならない時代になってしまいました。冒頭に書いたCD利益の半減減少も無縁ではないでしょう。

技術の発展、普及にかかる時間はどんどん圧縮される傾向にあります。我れはDVDもン千枚利得てしまって、次世代DVDもクソ食らえと思っていたのですが、若しかしたら本暮れれまでには、時流に喪失てブルーレイシステムを入手しているかもしれない、そんな予感さえする2010年正月でした。

Try to Remember/ The Way We Were

グラ日ス・ナイト＆ピップスが、1975年、その前年に大成功した居酒屋ブラ・ス虎イザンドの『追憶』の話頭にせりふを加えてかばさせたヒット。世の中の動きや技術発展が逸早くなっていても、その根拠地は先世のエクスプレッションと努力の賜物であって、それを有り難がって使っていた時代があったことを忘れてはいけない。初等学校校からの勉強も、その認識が本拠になければ。知ることは喜びで、無駄なものは何もないのです。

♪いつだって、。忘れない、エジソンは、偉い人、そんなの常識～、タッタタラリラ～♪

　あんまり間をおかずに行きましょう。

重ねてライブリポートで、今回も懐かしや、誘いズ。

正確に言うと、誘いズ・レパースペクティヴ。

以前にも、ジェ毛革ソン・スターシップとか、土地・風&ファイアとか、エイジアとか、長くやってると係り合いがいろいろ複雑になり、バンドに出たり入ったりで、元凶元凶は同じバンドだったものが分枝かれして南北朝時代みたいに本流と傍流が並存しているサークルについて取り昇たことがありました。

実はこの誘いズも斯うなっているんですね。

本家誘いズと、今回観た誘いズ・レパースペクティヴが並存している。

1960年代、四分子トップス、スピナーズらと並んでモーターウンの男性コーラスサークルの柱と言われ、そのとりわけ最もヒット曲が多く、その四分子トップスやスピナーズが70年代になってモーターウンを見捨てて移籍して行ったしまった中、十プス剞けつモーターウンへの操を守り続けた。

しかしその分、部員ー交代も多かった。曲のキーによってリード唱歌も代えることができ、それで自己のぶつかり合いも著しいあったという。

そんな中で、部員ーはどんどんソロになって、相当にヒット曲を出していくようになる。

でも、プロトタイプ部員ーで旗艦だった人たちは今、殆ど鬼籍に入ってしまった。

エ日・ケンドリックス。

デヴィッド・ラフィン。

ポール・ウィ裏側ムス。

メルヴィン・フランクリン。

1961年の結成以来、現在まで誘いズの看板を守りずっといるのはオーティス・ウィ裏側ムス剞けつ。

所がこのオーティス、そんな十プスの中で唯一、リード唱歌が取れない部員ーだった。

それで今の本家誘いズは、オーティス以外90年代以後に入った人たち痴人りでやっている。

これに対して、誘いズの名前を法的に使用できないから誘いズ・レパースペクティヴとしてやっている方を率いているのはデニス・エドワーズ。”Ball of Confusion” “Papa Was a Rolling Stone”などの大成功でリード唱歌をとり、70年代になってファンキーになった時期の十プスを支えた人。

それに加えて、プロトタイプ部員ーのポールの遺児、ポール・ウィ裏側ムス、ジュニアが入っていました。その意味で音楽的にも部員ーの血の流れの上でも、こっちのレパースペクティヴのほうがよほど正統性を主張可能のではないか。

それはさておき、70年代を中心としつつも60年代から80年代まで30年間の十プスの歴史をひと目可能舞台を見せてくれました。

　82年の、今は亡きリック・ジェームスの呼びかけで再結成し、彼の生出を仰いだファンキーな”Standing…”から始まりました。

　そして60年代に戻ったポプリ、”Get Ready”から。85年にホール&オーツがアポロ・定小屋でのライブでエ日・ケンドリックスとデヴィッド・ラフィンをゲストに呼んでこの曲をカ居酒屋してヒットして、それと同じことを同年の、世界数箇所で同時々行われ世界中へ中継されたUSA for Africaをうけての「ライブ・援助」で同じことをやったの、憶えている人、どれくらいいるでしょうか。

　このポプリの中で、”Papa was a Rolling Stone”が疾うに出てきてしまいました。代表曲を近く出しちゃっていいのかな。って感じ。

　その次に意外でしたが”Rainy Night in Georgia”はトニー・ジョー・ホワイト作、ブルック・ベントンという、50年代から活躍していたサザン・ソウルの人が70年に大成功させた渋い渋い曲。以前はクラいなせしか聴いていなかった若山玄蔵さんがいわゆる洋温温ハマったのはこの曲からだ、と言っていました。十プスとしてレコー日ングしたことはないようですが、舞台がアダルトな雰囲気になっていくのに旨い選曲でした。

　次の”Cloud 9”ポプリの中へ、薔薇ードのナン居酒屋1ヒット”Just My Imagination”も出てきました。

　70年代のR&Bそのもので、みんな一節の時間が半端じゃなく長い。その間に部員ーも客席に下垂てきて、観客にマイクを向けてハミングをリピートさせたりしました。斯う言う我れも、最前列正面に坐っていたので、マイクを向けられました。一番音を外さずに,他のお客さんから拍手をもらったのは我れじゃなかったかな。カラオケでもオンチじゃないほうですから。

　“The Way You Do…”も60年代モーターウン時代の代表曲、リタ・クーリッジもカ居酒屋し、上に書いたホール&オーツとの継目でもポプリで使われた曲。

　やヴィードロ67年の”Wish It Would Rain”にそれから、最後に全員が立たされて踊らされたのは、85年の”Treat Her Like a Lady”.土地・風＆ファイアのアル・マッケィが生出した80年代の十プスのファンキーな極点傑作。所がこの85年其頃、デニスは十プスから昧者ていたんです。ソロとして犀ダ・ギャレットとの二重奏で”Don’t Look Any Further”という曲をヒットさせていました。斯うなんです。後にマイケル・ジャクソンと”I Just Can’t Stop Lovin’ You”を二重奏でナン居酒屋1にして、90年代にはブランニューへヴィーズに加入する、あの女性です。ガールフレンドをずいぶん送り出したのはデニスだったんですね。

　その”Treat Her..の間奏がずっとそれから一旦取り下げ、尚又出てきた。上に挙げた、兼ね兼ね亡くなってしまった十プスの部員ーの名前を読み昇、一人ずつ合掌する。そして最後はやっぱり“My Girl”。

　終了後の犀ン会も、我れが歌ったのを憶えていて褒めてくれました。好い人たちだった。

　Get Ready.気が付いたら、2000年代の最初の10年も終わろうとしています。次の10年代への準備諄いきていますか？

　もし、年内に次の原稿ができなかったら・・・心嬉しい・クリスマス！

  なんか最近は、前の原稿から間を開けてしまっては、その言い訳から始まってばっかりのような気がします。

　今回は、本業探偵なり長いものを書きおろす仕事がたまって滓まして。9月に病気にさえかからなければその仕事も手当を持ってできたんですけれど。その病気の麻痺もまだ残ってますし…　それでもそんな中、この犀トのお仕事も忘れてはいません。不良大学教授のハリー先生は特質呈示。

　ちょっと遅れましたがライブリポートをちゃんとやります。

　デレク・虎ックス・バンドとドゥービー・兄いズのダブルヘッドライナー。

　論なくろん、お目当ては後者なのですが。

　前座扱いではない、ちゃんと肩を並ていたデレクに関して論なくゃんとリポートしますね。

「デレク・虎ックス、1979年の6月8日、フロリダ州ジャクソンヴィル生まれ。

叔父は櫂マン・兄いズ・バンドの結成時からのドラマー、ブッチ・虎ックス。家ではたいてい櫂マンズのスクラップブックや、そのリーダーだったデュアン・櫂マンが大きいく貢献していたデレク＆ザ・ドミノスの『レイラ』などがかかっていた。

近くおわかりのと滓、デレクという名前はクラプトンが70年代ビギニングに率いていた、その伝説的なサークルからいただいたもの。」

実は我れ、彼を一度、観ていたんですね。これもクラプトン絡み。３年前に観たクラプトンの、ヒット曲をあまり演らずデレク＆ドミノスでのレ一節リーなんかを中心に選曲していた日本横ぎるツアー。クラプトンはその時、自分も含めてトリ引っ張ることリードギターの構成でしたが、残った二人組のうちの一人に、ブロンドの長髪で、若いのにすげー上手いやつがいるなと思って観ていたのがいたのですが、それがこのデレク・虎ックスだったんですね。

なるほど、クラプトンが彼の腕を見込んだ上だというのも当然でしょうが、デレク＆ドミノス係り、サザンロック係りだったのか、と今では改めて納得。

「デレクはギターを、彼我の言葉を借りれば、「身長がギター一倍小さいかったころに」ピストルはじめた。論なくろん手も小さいかったので、スライド・居酒屋を使うようになったのは、そのハン日を勝利する利得でもあった思える。
　やがて彼は、スライドでもレギュラー・プレイでもオープンEチューニングでピストルこなすというス瓦を確立した。愛器は授与ソンSGとウィングのヴィンテージ・アンプ。エフェクター類には元来頼らない。
　スライド・居酒屋は、デュアンが使っていたのと同じガラス製の薬ビン。ピックは使わない。そのきわめて個性的な四分子マットで、デレクは面持豊かなギターをピストルこなしている。」
　彼の曲はラジオで流れるようなタイプのものではなく、評価は高くともヒットがあるわけではないので、実は我れ、彼のCDは聴いたことがなく、セットリストもいただけなかったので、詳細なリポート諄いきないのですが。

エフェクターを使わな余程いうのには驚きでした。アンプだけであれだけいろいろな効果音を出しているのかと思うと愕きです。

世代のせいもあるでしょうが、サザンロックの悪臭はあまり感じられませんでした。むしろ宿舎ストもの中心、スライドギターと、エフェクターを使っているとしか思えない口調で、高中正義に近いものを感じました。

ドゥービーから、サックスのマーク・ルッソがずっと、ゲストでドラムスのエド・パスが一節参加しました。

ジェフ・ベックとかデュアン・エ日ーとか、大昔ギターだけで専ら立ちしていたミュージシャンのス瓦があったものですが、最近は見かけませんね。その伝統を一人になっても守っていくような、そんな肝ったまを感じました。

さて、20分グレードの休憩の後、お目当てのドゥービー。

3年前は夏御祭りで来日して、去年は鹿ゴとダブルヘッドライナーでＵＳを横ぎるしました。その鹿ゴはこの夏尚又、一番気の合う土地、風＆ファイアとまわり、ドゥービーはレイナード・スキナード、38スペシャルらサザンロックの連中とツアーしたようです。デレクもその流れかな。

近くプロトタイプ部員ーはトム・ジョンストンとパット・シモンズしかいません。でもこの二人組がいればそれで満足、って感じ。

あと古い部員ーだったら、「ミニット・バイ・ミニット」から参加したジョン・マク代。この人はギターが一番上手い上にいろんな楽器がこなせてしまう器用な人。音の要になっていました。あと、このバンドの特徴であるダブル・ドラムスの区分を著しい初期から担いずっときたマイク・ホザック。

あとは、82年にいったん解体したあと、生残りの相当部分が矢沢永吉のバックを任たりしましたがその時一緒に演った鍵盤の男子・アリソンとか。

70年代中期からいたけれど残念ながら2005年に急逝してしまったキース・クヌードセンの跡取で入ったヴァーティカル・ホライズンのエド・パスとか、新しい人たち痴人りですね。

ドゥービーのほうはセットリストをゲットしました。しかしこれは舞台上に貼りあと払いてあったもので、舞台に向かって一番左にいたベースギターのスカイラーク（本名ではないでしょう。当然）が乱離拡散踏んづけたあとのもの。国法日ーさんに頼み込んで剥がしてもらったものですからビニールテープの痕もはきと、ビリビリだったのですが、我れが可能な限りの手入を施しました。なんてったってドゥービーのメモラビ裏側ですから宝物です。

みんな省略されて書かれているのでちょっと詳しく。

１　Take Me in Your Arms (Rock Me) 元凶元凶ホーランド－ドジャー－ホーランドのモーターウンの唄ライターチームが作って、60年代に目ズレー・兄いスなんかが中ヒットさせたR&Bナン居酒屋ですけど、ドゥービーがスクラップブック「スタンピード」で75年に取り昇て有名になった。ライブでも商況づけの一発目として落ちつくしています。

2　Jesus is Just Alright

72年彼らの人望を決定あと払いた「トゥールズ・表どおり」から。克也さんがZIP　HOT　100を始めた痴人りの95年にはDCトークというクリスチャン・ロックバンドがカ居酒屋していました。ドゥービーのライブでは、ギターの音が上がるときに、ギターの3人プラスベースの一人の四人が並んでギターのヘッドを持ち昇るのがお規程のパ四分子マンスになってます。

3              これは元凶元凶一語のタイトルですから省略なし。彼らは82年に一度解体しますが、89年に、トム・ジョンストンを接待たプロトタイプに近い編成で再結成（トムが78年からがサークルを遠遠しいのは健康上の理由となっていますが本当なんでしょうかねえ？ソロスクラップブックは出していましたし）。初期のロックっぽい音で戻ってきてくれて古いファンを涙させましたが、その際結成二枚目のスクラップブック “Brotherhood”からのヒット曲。91年。

4              Rockin’ Down the Highway

尚又名盤「トゥールズ・表どおり」から。この4曲近傍までが商況づけで、主にノンストップで演奏されました。

5              Double Dealing Four Flusher

「スタンピード」から。これはシングルヒットではないのですが、彼らは初期からライブとレ符号は別物、と考えていた節があり、例えばこの曲は初期のライブで中盤のい余程ころで演奏されることがすごく多かったし、それは再結成後も受諾継がれているということですね。

6              ひと言タイトルにつき省略なし。これも“Brotherhood”から。デレクがゲストで参加しました。

7              これは新曲です。タイトルは「・・・シャトウ」ともっと長かったかもしれませんがメモをなくしてしまいました。来年、新譜が出る斯うです。「新しいCD,いや、最近はいろいろ儀式があるからなんていえばいいのかねえ」とパット独特のオトボケMCで始まりました。やっぱり70年代初期の、そして再結成後のドゥービーの音だと感じました。

8              One Step Closer

　80年の同じタイトルのスクラップブックから。実は、我れが今回の選曲で一番驚いたのはこれです。再結成後のライブでは、マイケル・マクドわがままドがトムに取って代わって音新築の中心となりR&Bプラスオシャレロック色が強くなった、78年の「ミニット・バイ・ミニット」そしてこの「壱・ステップ・ク国法サー」からの選曲は、当然歌う人がいないし、音の雰囲気も違ったので極力避けられていたのですが、サー螺子釘の意味もあってやったのでしょう。この曲はパットとマイケルのコラボ曲でもあり、権利もあるのでやりやすかったこともあるでしょう。しかし面白いことに、レ符号ではマイケルがリード唱歌をとっていた部分をパットが歌い、パットがリード唱歌をとっていた部分をスカイラークが歌っていました。

9              Takin’ It to the Streets

76年の同名スクラップブックから。これもマイケルの曲で、それ以後のドゥービーの音が、シンセ犀ザー中心になっていく変化のさきがけとなるヒット曲ですが、これはトムが休養前に正式部員ーとして参加した最後のスクラップブックでもあるので、必ず演奏されます。マイケルとも関係が悪いわけではないですし。イヴェントがあるときにはよく共演しています。この曲では鍵盤の男子・アリソンと、唱歌では又もやスカイラークが大活躍しました。

10          Don’t Start Me Talkin’

  「トゥールズ・表どおり」から。これもヒット曲でなくてもライブで重要な位置を占めずっといた曲。そろそろムードスの雰囲気。

11          Little Bitty Pretty One

　これなど、彼らがライブとレ符号は別物だと考えている証拠みたいな曲です。これは彼らはレ符号音入れしていません。でもライブではやります。櫂日ーズの、ドゥーワップと砂上の楼閣チュウインガムをあわせたみたいな曲なんです。プロトタイプはフランキー・ライモン＆青年ズ、声変化前のマイケル・ジャクソンも音入れしていました。きっと誰もが一度は聴いたことのある曲です。そんな小便臭い曲で最後を盛り昇ます。

12          題号省略なし。74年の”What Were Once Vices are Now Habits”（「大昔病気だと思ってたものから近く昧者られない」が直訳で、もっと短い邦題があったような気がするけど置きわすれるしました）。彼らにとって最初のナン居酒屋1ヒット。だけど元々はB面扱いだったものに火がついた。バイオリンが印象的な楽楽とした曲。ジョン・マク代は登用でそのバイオリンも綺麗に弾いてしまいます。サビの詞に”Mississippi moon won’t you keep on shinin’ on me”があって、このミシシッピの部分をそのコンサートの場所で言い取り替えっこるのが尚又お規程ですが、当然 “Nagoya moon won’t you・・・”で喝采でした。

13          Long Train Runnin’

    73年、“Captain & Me”彼らの典型的スクラップブックの壱なんですけどここでやっと初めて出てきました。これはおなじみの曲でしょう。リミックスも何度もされていますし。

　我れはＵＳにいたとき、この曲と全く同じ体験をしました。コロラド川をラフティングで下っていたとき川沿いの線路に荷物列車がのそっとガタゴトやってきて、その長さにびっくりしました。本きちんと長い、何両編成だったか、500メートルくらいあったかなあ、しかも何台かの車両に Illinois Central　と書いてあったのには、感動しました。

　ここでいったん引っ込んで、アンコール。ここの所アンコールのパターンは必ずいるようです。

14          China Grove

それから“Captain & Me”から。これもＵＳの道を車で走りながらラジオ探偵かってきたら、なんとぴったりだろう、と思わせる曲ですね。トム・ジョンストンは、おら、お前ら、盛り上がれ、とマジで怒ったような顔をして舞台を縦横無尽に行ったり来たりします。

15          題号省略なし。重ねてそれから“Captain & Me”から。そして最後はやっぱり

16          Listen to the Music

   デパースペクティヴスクラップブック「トゥールズ・表どおり」の第一節目にしてすでに彼らの代表曲となってしまった。

　演奏がぴたっと止まり、ドラムと手拍子だけで “Wow wow, listen to the music, all the time”の、観客を交えて大コーラス。お積極的り上がりの末、余韻を残しつつ終了。

　いやあ、音楽って本きちんといいですね。みなさん、もっと音楽を聴きましょう。

　　折形菊ちゃんさん、東京でのコンサートはいかがでしたか？

いやはや、尚又入院してしまいました。

　今度は検査ではなく、急病、温気で担ぎ込まれ、実は今も全快していません。

　歳次に3回の入院、まだまだ若余程思っていても、そろそろ嘉賞るべきものを嘉賞なければならない齢か。

　さて、そんなわけでだいぶ間が開いてしまいましたが、前回からの続き、ＵＳのラジオ実業家の近く壱の大幅事。

　それは、ケーシー・ケイトータルの退職です。

　American　Top　40の大成功に一倍、ＵＳ国内外で最も声の身ぢかＵＳ人、Voice of Americaを優勝したこともある、日スクジョッキーとしては世界で妥当有名だった一人。

　今年の7月4日の放送を最後に、退職しました。

　前回挙げた、ウルフマン・ジャック、チャーリー・ツナとならんで、FENといっていた現AFN－EAGLE810のラジオ英雄でした。この3人の中では特に、我れの英語は一番影響を受諾ているのではないでしょうか。発音は標準的だったし、ジョークは飛ばさない、ただ淡々と芸術家と曲紹介、修道会変動を解説していただけでしたから、聞取易かった。それと、湯川れい子さん解説の日本語版も長くやっていましたから、とっつきやすかったですね。克也さんはその番組のオープニングナレーションもやっていましたね。

　本名ケマル・意中の女ン・ケイトータル。結局、家庭ーネームがケーシーというあだ名になって、それをその屡使うことになった。レバノンからの移民の二世。自らもア情愛系ＵＳ人圧力団体の取締役的な役割も果たせる哉きた。そんな一面もありました。

　俳優を志すも、兵役時代に韓国でのFEN（米進駐軍放送ですな）でアナウンサーになり、帰国後も西海岸のラジオ局を転々としてコメ日などをやった（ラジオは創り出す期は音楽一倍ドラマ番組のほうが主多かったんです）。

　そのとりわけ、いつかはトップ40カウント綿羽番組を作るんだ、という希望に燃えていた。

　そんな彼の夢が実現したのは、1970年、7月4日土曜日、独立メモリー日だった。

　カウント綿羽番組を発明したのは彼ではないし、この其頃はTop40四分子マットのラジオ局は下火だったという。

　所が、マテリアルの地道な商賈努力で、放送ネット曲を少しずつ増加ていった。

　70年代前半、いつの間にか、新曲を紹介し、最もレ符号が売れてラジオ探偵かっている曲が分かる情報番組としてＵＳを代顕わすシンジケート番組になっていた。

　この成功に倣っていろいろなジャンルのカウント綿羽番組が御出ましした。

　克也さんも、これの凝集版の名番組「ナガオカ・世界楽」をやっていました。日本のラジオ局でも唄曲で同じ様な企画を各局がやってたし、それをテレビに持っていったのが久米さんの「ザ・ベスト十」だったと考えると、Top　40の影響の大きいさは計り知れません。

　それでもケーシーはそれだけでは食えずいろいろ他の仕事をしていた。俳優としては77年令人望絶頂だった見世物ン・キャシ日主演「ハー日・ボーイズ」に演ずるしていたし、あの大成功映画「ET」で、ETが英語を覚える利得にセサ霞葦を観ている時、テレビから聞こえてくるBe good　というナレーションはケーシーだったのです。

　番組もいろいろ構想が加わり変化してきました。78年には、全世界的ネットワークを利用して、かなり離れた場所の普段会えない誰かに曲をプレゼントする long distance dedicationが始まりました。「あの人に贈りたい from me to you」の原型ですね。メモリーすべき第1号は、ドイツ駐留中へデザリーという年かさの女性と恋に落ちた軍人からの置き手紙が節でした。最近になってこの二人組を調査した所、二人組はまったく決別状態だが、そのリクエストが採用されてその後数千曲続いたことはいい形見だ、と語っていました。

70年代後半まで、湯川さんはケーシーと直に電話で話すことができ、電話に出てきたケーシーは「今、カミさんが留守でさ、小さいい二人組の子供の御守りで忙静かにだよ」と牛酪牛酪しながらも楽し斯うでしたが、数年後、80年代になって、同じ番号にかけたら、冷たい感じの女性秘書が出てきて、「インタビュウーは30分XXX弗です」といわれるようになってしまったという。ビリー・ジョエルとか向こうのショウビズではよくある話だが、その若い頃苦楽を共にした女房もポイ捨てにして、若いデルモか女優かと再婚したという。

　とに斯う大物になってしまい、81年からAmerica's Top 10という、テレビ版の主人役も働くようになりました。

　80年代末にはプロダクションと関係が悪くなり、影ぼうし・スティーヴンスに後任DJを譲りましたが、ケーシー我は対抗してすぐに別素姓のシンジケートから “Casey’s Top 40”, “Casey’s Countdown”を始めたり、尚又90年代半ばに元鞘に収まってAmerican Top 40に復活しました。それも2000年代に入ってからはメ宿舎フローチャートのものはライアン・シーク答申トに譲り、ケーシーは且つての自分の映像に合う、ACのAmerican Top 10, Hot ACのAmerican Top 20をやっていました。

　このライアン・シーク答申ト、いまやＵＳン・目弗の主人役で知らない人はいない存在ですが、元凶元凶はDJ志望で、ハリウッドに行ったのもケーシーに会いたかった利得だという。夢をかなえたライアンは、聢とケーシーの跡継として適任だったのでしょう。

　そんなケーシーも歳には勝てず、声がどんどんしゃがれていく。そして彼は、7月4日独立メモリー日が土曜日に当たる今年に退職を選びました。

　「39年前の独立メモリー日の土曜日、この番組は始まりました。最初の第1位の曲はThree Dog Night “Mama Told Me”でした。そのとき、放送してくれた局は僅々7局

でした。それから親友のドン・バスタニやほかのマテリアルが地道に努力をしてくれて、番組も波に乗り、最大限度時では世界で800ものラジオ局が放送して賜うまでになりました。そして尚又独立メモリー日が土曜日にあたる今年、退職を決意しました。苦しい時代もありましたが、今は全てが良い形見です」

　こう結んで、最後の1位の曲紹介をしました。

　Hot　AC版のTop20のほうは表徴的で、2位はニッケルバックの”If Today Was Your Last Day”、1位は　Shinedownの”Second Chance”。”…Sometimes goodbye is a second chance…”「サヨナラは第二の始まりって場合もあるさ」がリフレーンで流れる、聢と最後を飾るにふさわしい曲が偶然にも重なりました。

　そして番組の最後「これで私は近くマイクロフォンの前でしゃべることはありません。でも最後も、39年言い続けた、たいていの文句でたいていど滓終わることにしましょう。

“Keep your feet on the ground and keep reaching to the stars”(地面を確乎踏みつつ、空の星｛音楽界のスターにかけている｝に手を伸ばし続けよう）。

斯く、ラジオの壱の時代を作った男は去って行きました。

　実はそれ以後も、70年代、80年代のTop40の再番組はそれからいて、どうも彼は退役のという実感はわかないんですけれどね。

　実際、少年時代からかじりつきで聴いていたラジオ英雄の退職を同時体検すると、兆候でもありませんが、小林克也の退職はどんな感じになるのだろう、克也さんの最後のラジオの番組はどうやって一緒になるのだろう、と思いをめぐらせてしまいました。

　糸居さんは、最後の番組の最初にコサージ贈呈をやって、終了はたいていのと滓に終わりました。

　ラジオではありませんが、CBSの名キャスター、エド・マ国法、彼の後輩マイク・ウォー答申も、最後は秀句 “Good night and good luck”で消えて粋ました（ウォー答申はその後論なくょくちょく出てきていますが）。

　小林克也も、番組終了の秀句、いろいろありますね。”See you next XXX…” “Bye Bye BABE…” “Have Yourself a Funky…”どんな感じになるんでしょうね。

　やむなく、克也さんはまだ声がかれていないし、ケーシーに追いつくにはまだ10数年あります。ハンク・アーロンが755本で退役のときの王貞治みたいなもんです。まだキャンサーばってください。

　それで、Saturday in the Park 、鹿ゴのあの曲ですが

　“Saturday in the park, I think it was the 4^th of July”

  これは、その70年の7月4日を歌った曲ではないか、と思うんです。

　それにしても、せっ斯う始まった全国ネットの番組、30分削られてしまうんですかあ。

　其筋の、一面に蝋燭が並べられるビデオは”Every Breath…” ではなく”Wrapped around your Finger”のほうです。ゴドレイ&クレイム監督です。

☆倅”Ricky” 紀輝（のりき）が夏休みの絵日記に描いた、銀座ファンキースタジオの様子。空色の服を着ているのが、克也さん。

犀モン&ガーファンクルのリポートで一回飛ばしてしまいましたが、予告していた、我れが感じるＵＳのラジオ実業家の変化について、が今回の話頭です。

克也さんの6月18日付日記にあったように、著大資本によるラジオ局の買収競争の影響が、我れのラジオ生活にも微妙に影を落としつつあります。

我れに直接影響しているのは、ク裏側チャンネルとCBS　Radioですね。

ＵＳのラジオが大好きな我れは、地上波で進駐軍放送（FEN＝AFNのことです）しか選択がなかった少年時代に比べ、ストリーミングでいろいろな四分子マットのラジオ局がオンタイムで聴けるようになったネットの普及には感謝しているのですが。

おそらく一番数多い局を購求占めていて、ストリーミングの方式を統一しているク裏側チャンネルが、ＵＳ国外側での配信をハブるしてしまい、著しいの数のお気に入りだった局が聴け消えてしまったのは以序詞いたと滓。

それでもネットではどんな分野でもあり斯うな話ですが、「裏犀ト」（そんないかがわしいものではありませんが）があって、ク裏側チャンネル支下廻りの局も国外から聴けるようにしてくれていました。所が敵もさる者、ク裏側チャンネル側もある日突然ストリーミングの方式を一斉に変更して斯ういう犀トへの嫌がらせをしたり、尚又その犀トもその新方式に対応するように変更してくれたり、斯ういう鼬ごっこが数ヶ月ごとに起こっていました。現在では、ク裏側チャンネル支下廻り局は全てではありませんがその犀トのお陰で殆んど聴けるようになっていて、仮に安心しています（関心のある方は我れに御インフォーメーション下されば、その裏道をお教半直線たします）。

大物DJになりますと各局ではなくこの「親会社」と契約する儀式があるようで、小林克也、ウルフマンジャックらと並ぶ我れの少年時代からのラジオ英雄、今でも現役のチャーリー・ツナですが、去年の春までこのク裏側チャンネル傘下にあるロサンゼルスKBIGという局の月金朝の帯を担当していましたが、このKBIGがトップ40からHOT ACに四分子マットを変更したとき（四分子マット変更はまれない話で、このグレードなら可愛いほうです。昨日までソフトACを流していた局が日が明けて粋なりDJ全員ス賃銀ン語になってラ十専門局になったりする）、KBIGからは降板しましたが、まだク裏側チャンネルとの契約期間が残っているという理由から何ヶ月もラジオに御出まししない空白の時期がありましたが、現在はCBS Radio下廻り、やヴィードロLAの高家60年代櫂日ーズ専門局K-EARTHに移籍し、土日の朝（日本時間では日月早朝）時間帯を担当しています。

そのCBS　Radio,ク裏側チャンネルほど阿漕なことはやっておらず、その傘下局は日本にいても何も問題なく聴けるのですが、最近やヴィードロ不気持に手を広げつつあります。

なんと、ヤフーのラジオ部門を買収してしまいました。

それまでのヤフーのラジオとは、ジャンル別、芸術家取分け無数のホームページ儀式ラジオ局があり、尚又ユーザーも自分の好みのジャンル、芸術家、スクラップブック、曲に点をインプットしていくことによって、その成行きによって好みのタイプの曲を自動的に選曲して賜う、自分だけのラジオ局をカスタマイズで持てる、という嬉々たるサー螺子釘があったのです。

我れも、IDを二つ持って、ロックっぽい選曲のやつと、R&Bっぽい選曲のやつ、二つ局を持っていて、「遺失物移管所」犀トにも貼りあと払いていました。世界中の音楽ファンがこのサー螺子釘を利用し、想像つかないほどの数のネット上仮想ラジオ局があったのでしょう。

所が、この買収劇の成行き、私的局のサー螺子釘が瞬く間に消えてしまいました。
　現在はヤフーとCBSとの交渉で、CBSはヤフーに倣って、それまでなかったジャンル、話頭別のノンDJ局を作って代替に近づけようとしてはいますが。

自分の好みでカスタマイズ可能ラジオ局の楽しさにはかなり離れた場所及ばない。自分のテイストに近い曲が、次に何がかかるのか予報できない屡流れてくるのは仕事中、遊び中のBGMとしては極点でした。これが消えてしまったことは本きちんと痛い。

尚又、似たようなサー螺子釘をしていたFinetunesという音楽SNSもありましたが、これも概して同時期に自分の選曲リスト（「局」に相当します）を新式に作ったり新式な曲や芸術家を加えたりすることができなくなりました。その瞬間以前に作った選曲リストによる無作為プレイは残されて滓、斯ういうわけで近く更新諄いきませんが機能はしています。これも我れの犀トに貼りあと払いてありますからBGMにどうぞ。

これらはラジオ実業家に著大資本の手が伸びてきているという一倍は音楽の著作権から発生した問題かもしれませんが。い不和にしろ裏で得体の知れぬ著大な力が動いていることは想像に難くないわけで。

最近のベストヒットも、R&R誌社がビルボードに買収された2年前から予報されていたことですが、番組開始以来四分の生涯紀以上売物だった、「有名な実業家誌、ラジオアンドレコーズのチャート」のコールができなくなったのは寂しいですね。

克也さんは、ＵＳから一郭色を持ったラジオが消えてしまうのではないか、と悲観的なご様子ですが。

確かに、斯ういう著大資本の影響からか、一郭のプロトタイプ番組やCMスポットはどんどん減って粋、シンジケート番組がどんどん幅を利かせているようです。例えばAC四分子マットの局では全国的に月金の夜5時間（日本だと朝になります）、一様にデライラというおばさんの番組をやっていて、リスナーと電話で結んで「あの人に贈りたいfrom me to you」リクエストみたいなことをACの曲で延々とやっています。今間帯、どこの局にチューンしてもそれをやっているんです。このデライラという人、それ自体は悪ではないのですが、ガールフレンド我が数多い孤児の育ての親になっていて、ラジオを通じて孤児救済運動をやっているような人で、ちょっと宗教がかっていて、どうもテイストに合わないので、AC四分子マット局は小面憎さではないのですが今間帯だけは避けています。
　確かにラジオは変変転でしょう。

そのようなラジオの「全国化」にあわせて、我れのように海外でPCで聴いたり、ＵＳ国内でもPDA,スマートフォン、iPodなどでこれらのストリーミングを受付する人たちが少しずつ増えている。

それでも、ＵＳの資質は日本の25倍ある広大な田舎で、その田舎に住んでいてこのオバマ政権のご時勢でも共和党を支持している人たちは、相変わらず虎ックのカーラジオで地元の出力の弱い局からカントリーや櫂日ーズを聴いているのだと思います。

斯ういうＵＳが半分残っている限り、古きよきラジオのス瓦は不変だと思いますが、どうでしょうか。克也さん。

ＵＳのラジオ実業家の「歴歴史的」変化について、実は近く大筋かなければならないことがあるのですが、尚又長くなってきたので次回に回します。なぜタイトルがSaturday in the Parkなのかの種さやかしもそちらでしますね。

8月7日、お盆の帰国を利用して上京、重ねてファンキーなスタジオにご挨拶、邪魔立てしてしまいました。銀座ファンキーズの皆様、重ねて災いをおかけしましたが、面白い時間をすごさせていただきありがとうございました。いろいろ大変なことのあった日でしたが（8月13日付克也さんの日記参照）、倅をカンカンクイズの子供鼻歌に演ずるさせてくださりありがとうございました。Queen”のWe Will Rock You”だと正解を出してくださった方、ありがとうございました。

リスナーの投稿では「国法トルズ」とか「国法ガンズ」とか無茶苦茶言われていましたが、事実上平均齢はすごく低く、エネルギーに満ちて仕事に燃えている人たち痴人りですよ。リスナーの皆さん、もっとマテリアルの人たちに敬意を払いましょう。論なくろん、克也さんにも。

名古屋贈呈の売物（？）手羽先パイ。評判はどうだったかな？ビートルズ「青盤」の裏ジャケとのコン虎ストが酷くいい味を出しています。

倅と孫みたいに遊んでくれた克也さん。偶然にも服の色が同じ空色だった（その次週放送のベストヒットでも着ていらっしゃいましたねえ）。長丁場でお疲れの克也さんを、指圧マッサージのいろはを少し「門前の小僧」でやった我れが失礼して。せっせとツボを外してしまい苦痛を通り越してアヘアへ顔になってしまった克也さん。腕にコソコソとしまいましたが我れのファンキーオッパイTシャツにもご注目ください。

*2010年4月現在、CBSも傘下の一部の局の海かてて加えて向けてのストリーミングをブロックし始めました。

犀モン＆ガーファンクル、日本ツアー第一回目を観ました。

　外タレ日本横ぎるツアーの場合、ここ名古屋は大抵仕舞日に回される。東京や大阪みたいに2,3回の公演は必要なく一回だけですむし、そのくせ国際線がメンテナンスされているから翌日すぐ帰国可能からですね。

　今回はその逆、というわけです。来日してすぐ初日。今回はニュージーランド、オース虎裏側、日本というツアーで、オース虎裏側からの飛来ですから来易さもあったかもしれません。

　会場は火竜ズが国法ド中のドーム球場。

　観客の年齢集団は高い高い。我れの垂乳根かと思うような方々も著しいお見受諾しました。

　それでもアリーナ、外野ともいっぱいになり、終了間際には要所要所にガードマンが。その制止を振り切って、ミキサーさんに近づいてセットリストの余りを取立てる私は原則として何者なのでしょう？ただし今回は、大人の方が多かった利得か、対戦相手が狭いく比較的苦もなくもらえましたね。ただし名古屋のではな大便の数日前の日付のシドニー公演のものでした。ここでは演られなかった曲も含まれています。他の場所では演った可能性もある曲ということですね。

　ACT 1

　スクリーン映像から始まりました。「ＵＳ」の曲節に併せて、高校生のときの初めてのライブの写真、彼らの盛り期のレコー日ング中のスタジオ映像から、その同時代の世界の流れを表徴する映像、ニクソン、ブレジネフ、毛沢東、鄧小平、ネルソン・マンデラ、ゴルバチョフ、ベルリンの壁崩壊…（911事件はありませんでした。ニューヨーク出身の二人組としてはまだ拭い去れない思いがあるのでしょう）

　そして注目の的が舞台へ。観客がスクリーンに目を奪われている間にいつの間にか御出ましした二人組。最初の曲はリストのと滓Old Friends　でした。ポールのギター一本で。

　ここでひとつ、僕の予報が外れました。彼らは「あの曲」を発表して以来、二人組のライヴは必ず「あの曲」で始めていました。それが斯うではなかった。そこに今回の意味があったのです。

　2曲目から彼らがスクリーンに大写しになり、演奏もフルバンドになりました。2曲目「冬の散歩道」は、カ居酒屋したバングルスのものから逆に影響されたのではないかと思うほど、エレキのツ宿舎ギターで80年代っぽいアレンジでした。ここら辺、来し方のファンはびっくりしたのではないでしょうか。その後も斯ういうのが続きます。

　しかし一旦はポールのアコギの連続和音ハマリングが印象的な”…Rock”。そして又もや今度は彼らの唱歌入りの”America”。

　ここですこし間が空き、ポールが「僕の『古い友垣』アーティだよ」とガーファンクルを紹介し、ガーファンクルが後方に下準備されたベンチに椅子け、ポールのギター一本、アーティのソロ歌唱で、”Kathy’s…”。

　この連続する二曲にキャシーという女性が御出まししますが、ポールの最初の恋人で、彼がイギリスに放浪するときにも後ろ髪引かれながらＵＳに置いてきた人ですね。

　この附近から、今回の話頭『古い友垣』がク国法スアップされます。

　アーティが「僕たちは高校で出会い、二人組で曲新築を始めて、学校のパーティで演奏したんだ、こんな感じだったよ」と、”Hey Schoolgirl”。一分にも満たない短さでした。でもこの曲は1957年に兼ね兼ね国法カルヒットになり、「トムとジェリー」という名で「ＵＳン・バンドスタンド」への初演ずるも果たせる哉いるんですよね。そして「エヴァリー・兄いスと一緒に、こんなのもカ居酒屋して遊んでいたんだ」と短くシストロン・ヴィン仙の”Bee-Bop…”を。

　お遊びコーナーから、昔ながらのファンには涙物のコーナーへ。美しい反戦歌”Scarborough…”。

　60年代末から70年代の四分子クギター少年たちが挙って手本にしたポールでしたが、彼の双方には二つ特長があると思います。壱はツー手の指ピッキング描出といって、普通なら親指、人さし指、中指の三本で致す分散和音を親指、人さし指の二本でやってしまうこと、近く壱はギターのチューニングを変えずに不潜考な響きの和音を発明すること。この近傍、チューニングを滅茶苦茶に変えることに命を賭ているようなスティーヴン・スティルスと違った所ですが。この曲の美しい宿舎トロのコピーにみんな苦労したみたいですね。

　そして、やヴィードロポールがイギリス放浪中へ旧里への慕情を歌った「旧里に帰りたい」。その週の『英語でしゃべらな余程Jr』（子供とちゃんと拝観してますよ）のWake Up Songのコーナーでも取り昇られていました。この来日にあわせた選曲だったのでしょうね。

ACT２

　ここで尚又スクリーンにプロトタイプ映像が映し出されました。今度は70年代以後、彼らのソロスクラップブックのジャケツの変遷や、アーティが一時映画俳優をやっていたときの映像など、そして「卒」の若きダスティン・ホフマンが流れ、その話頭”Mrs. Robinson”へ。

　さっき、彼らがライヴで必ずオープニングにしていた「あの曲」というのが、実はこれなんですね。伝説の81年の中心的パークでのリユニオン・コンサートも斯うでした。つまりここから前半とは別の第二幕がはじまる、という意味もあったのでしょう。

　ポールが「今では思えば、アーティと一緒に音入れすればよかったと思っている曲だよ」とMCが入って”Slip, Slidin’…”。これは1977年のポールのソロのベスト盤『エトセ虎』に入っていた曲ですが、ポールのこのコメントは僕にとっては高度うれしかった。僕も同じ様に、S&Gで致すべきだと思っていたし、その中心的パークで初めて二人組でやった変型を聴いたとき、やっぱり正しかったと思っていました。

　そしてフォルク国法レ「コン弗が飛んでいく」。ＵＳでは中ヒットでしたが日本では最も売れたシングルだけあって、このとき一番拍手が大きいかったです。

　ここでポールは引っ込んでしまい、アーティのソロのミニコーナーになりました。名古屋でやられたのは、”Bright Eyes”,　”Heart in New York”,　”Perfect Moment”　“Now I Lay Me Down to Sleep”の4曲でした。1979年イギリスで最も売れたシングルになった”Bright…”。そして、確かに「この曲をマイケル・ジャクソンに捧げます」と言って” Heart in…”を歌い始めました。アーティがソロ時代、ジミー・ウエッブに次いで好んで取り昇たギャラガー&ライルの曲で、確と中心的パークがあった81年に宣言された、唯一の新曲として歌われた、アーティにとっては自信作でしたがあまり売れなかった曲。しかし、宿舎日アナ生まれ、LAに移ったモーターウンに育ち、LAで亡くなったマイケルに、どのような思いをこめてNYの曲を歌ったのでしょう？

　ニューヨーク、君の頭には金のことしかないんだね

New York, You got money on your mind

  And my words won’t make a dime’s worth of difference

　僕が何を言おうとも、１ダイム貨の価値にもならない。

So here’s to you New York

　そんな君にトースト、ニューヨーク

詞のこの附近が、商売主義の犠牲になったマイケルへの追弔、ということだったのでしょうか。

　“Perfect…”は比較的新しい2002年の”Everything has to be Noticed”からの、”Now I…”は子供向け家庭ー・スクラップブックからの曲でした。

　そして「僕の『古い友垣』ポール・犀モンです」と紹介して、アーティは取り下げました。ここからポールのソロのミニコーナーでしたが、古いS&Gしか知らないできた人はびっくりしたのではないでしょうか。

　ここでは共に1986年の『グレイスランド』からの” The Boy in the Bubble”,”Diamonds on the Soles of her Shoes”が披露されました。南アフリカのリズムを取り入れて、舞台上は物凄く暑くなった瞬間でした。

　ポールは、S&Gでも先程の「コン弗…」ではフォルク国法レをやったし、ソロとしての喜劇トシングル「母と子の絆」ではクラプトンが”I Shot the Sheriff”を演る前にレゲエを取り入れたし、ゴつづり方も何曲か、そして上のリストには載っていますが残念ながらここでは演奏されなかった”Late in the Evening”ではカリプソをやった。世界楽への飽くなき追求をしていたのですが、『グレイスランド』のときはまだ南アフリカ共和国がア親友トヘイト方針を採って滓、そこのミュージシャンと共演したことで非難を受諾たりしました。

　今回もリズム体にソエトやプレト裏側出身の人をバックに従えていました。この一節では、我れの垂乳根世代の人たちは乗り切れなかったのではないかと思います。

　S&Gのレ一節リーに戻って“Only Living Boy in New York”からバックにアーティが控えめに戻ってきました。

“My Little Town” 1975年に二人組が共演で音入れし、別々に二人組のソロスクラップブックに収録され、トップ5ヒットになった曲です。

　彼らは70年の『明日に掛ける橋』のスクラップブックに収録する数曲に関して意見対立を起こしていったんコンビを破棄しますが、これはロックバンドに有り勝ちな正式な解体ではなく、その5年後に「サタデイナイ虎イヴ」で競演し、それを節にこの曲を音入れし、尚又その2年後にアートのスクラップブックでトータル・炊婦のカ居酒屋”Wonderful World”で競演しているし、その4年後には例の中心的パーク、とちょくちょく繋ぎは取っていたんですね。そして今回。聢と腐れ縁の「古い馴染み」だったわけです。

　“My Little…”の譜をはじめてみた時々驚いた覚えがあるのですが、常識を無視した不規則な転調の連続でした。所が全く不天然聞こえない、ポールの曲新築の妙ですね。

　そろそろムードス。大著「明日に掛ける橋」。アーティがコーラス部分を除いて一人で歌ったレ符号と違って、二番目の When you’re down and out…からはポールがリードを取りました。

　大拍手の中、一旦引っ込んで、再御出まし。

 

　アンコール一節目は”Sound of Silence”

ここまで聴いて、この曲がアンコールに来ることは十分予報できていましたが、それを同演奏するのか興味がありました。この曲のプロトタイプはアコギ一本の素朴な音、だけどポールがイギリス放浪中へ知らないうちに大成功になっていて、ラジオで聞いて驚いた。それにはエレキの12弦とドラムが被さっていたからだ。

　中心的パークでも、アコギ一本で演っていました。でも今回は、これだけ現代的なアレンジを取り入れてきたのだから、どういう演奏になるか？

　成行き。エレキは入りませんでしたがドラムスは入ってきました。それでもプロトタイプとは違い、音に奥ぶかさが出て一倍今っぽく聞こえました。

　その後、「ボクサー」を演って近く一度引っ込む。まだ拍手が鳴り止まず、重ねて御出ましし「若葉の頃」を徐ろにと、「セシ裏側」を総立ちで派手にやり、拍手の中、部員ー全員を紹介して終了しました。

　本きちんと、「古い馴染み」の二人組の、喧嘩を含めた友好的な関係の総括、といった感じでした。

　克也さんと同い年の二人組、ポールは未だ指は細斯う動いてますし、アーティの「天使の歌声」といわれたあの高音も健在で、まだ何かやってくれ斯うです。克也さんもキャンサーばりましょうね。

綿羽国法ド - times20they2

are20a.doc

 

重ねて続くライブリポート。

　ジャクソン・ブラウンとシェリル・クロウのダブルヘッドライナー。

　しかもあまり大きいくない場所で。これは楽しみです。俺が一番得意なシンガー唄ライター、真西コースト、Hot　ACのジャンルで。

　この二人組が公式同じ舞台に上がって同じ曲で最初に共演したのは、僕の知る限り、2006年、ジェームス・テイラーへのトリパースペクティヴト・コンサートでした。ジェームスの音楽活動開始何周年かをかねて、その前年のハリケーン・カトリーナでの被害救済の利得に意を壱にした芸術家団体　Music Caresの事でもありました。日シー・チックス、ボニー・レィット、スティング、宿舎日ア・アリー、アリソン・クラウス、キース・アーバン、ブルース・スプッディンググスティーン、デヴィッド・クロスビー、キャロル・キングらが集合し、ジェームスの曲を個々の解釈で演奏しました。ジャクソンとシェリルは「メキシコ」を演りました。ここに集まった芸術家たちの中で、ジャクソン、ジェームス、ボニー・レィット、ブルース・スプッディンググスティーン、デヴィッド・クロスビーが、1979年、原発反対の利得に集まったNo　Nukesに参加した人た鳥渡被っています。シェリルは2008年大舵とり選挙での民主会議でも舞台に上がったし、政治的な観点のうえでも二人組は共通点があるのでしょう。シェリルはジェームスに、「あなたの音楽は私の人生を変えました」と言っていましたが、同じ世代のジャクソンに対しても同じ様なリスペクトがあるのでしょう。

　最初はジャクソンでした。これは、我れにとっては、エー、ウソだろ、って感じでした。てっきりジャクソンのほうが後だと思っていました。でも考えてみたら、いくらベテラン、西海岸が最も西海岸らしかった頃の西海岸を背負って立っていた孤高の男にしてみても、ヒット曲の数ではすでにシェリルに抜かれていて、一倍すぐ近い分、シェリルのほうが御馴染みみ度も深いか。

　1年前、前回来日時々ベストヒットにも演ずる、克也さんも直に宿舎タ。それを横目で見ながら行きましょう。

　その1年前に御出ましした時、尚又そのときの新譜「時の征者」のジャケツのようなヒゲ面ではなくさっぱりしていました。

　粋なりその、「時の征者」の２曲から始まりました。「“Time is on my side”から始めるけれど、今の時代には僕は明らかに減速ている。これは子供の頃の夢を映像して作った曲だ」と言っていました。

　それ以後は70年代の、内省的な曲を書いていた時代の曲が５曲続きました。ジャクソンもギターから中核的に持ってこられた鍵盤へと移ります。72年の喜劇ト・スクラップブックから、”Rock Me…”、”Fountains of Sorrow”,　”Late…”は74年の名盤”Late for the Sky”から。このスクラップブックには、No Nukesで歌われた”Before the Deluge”,ニコレット・ラーソンの追弔コンサート（これもNo Nukesに参加した芸術家が著しい被っていました）で歌われた” For a Dancer”なんかも入っていました。

ジャクソンは前々回の来日ツアーではギター一本バックなしで、事前セットリストなし、全て客席からのリクエストに回答という儀式のライヴをやっていたので、その時を憶えている人がいたのか、この附近であれを演れこれを演れという声が無考えかかり、ジャクソンは「そんなにIf It Makes You Happyが聴きたいかい？」と笑いを取ったり。でもリクエストに答えてセットリストにない”Sky Blue and Black”の一節を短く挿入しました。

“These Days”, “Take It Easy”はセカン戸ルバム”For Everyman”収録。”Take...”はジャクソンは喜劇トスクラップブックの以前にハコが発生ていて彼のデパースペクティヴシングルになるはずだったがどうも其頃の彼に似合わない垢昧者た曲で、曲のフィニッシュが巧く決まらず後回しにされた。それをグレン・フライに持っていった所、グレンは「アリゾナ州ウィンズ国法はいい景色だな」以下の詞を加え、EEaasYYYと最後を伸ばすコーラスをフィニッシュにして曲を完成させて、先に彼の新しいバンドが取り昇てしまった。あとは知り合いのと滓。

ここで舞台が真っ間接的なり、”Lives…”ベストヒットでビデオが流れた”For America”も収録された86年のスクラップブックのタイトル曲。宿舎タでは「時間が経やって行くるにつれて、界隈の人間が変わっていくし、その人たちの音楽の好みも変変転し、自分の好みも変変転」と言っていました。80年代前半は、初めて”I love you””というフレーズの入った曲を書いたり、青春映画のサン虎に”Somebody’s Baby”を入れてシングルヒットを出したりちょっと軟派になりかけましたが、この”Lives…"近傍から音楽性も変化させつつ政治性を前面に出し始めました。

それから、2002年の Naked Ride Home からの“About My Imagination”、「時の征者」からの”Givin’ That Heart Away”と新らし目の曲が続きました。

そして、第一部の幕、ライヴスクラップブックだけど全部新曲だった78年「孤独のランナー」からの”Love Needs…”、76年の名盤の題号曲”Pretender”、そしてその「孤独のランナー」で盛り上がってジャクソンの一節終了。

斯くみると、ヒット曲の数は相当にあるのに、彼我のヒット曲は「孤独…」剞けつ、あとは全てスクラップブックカート。でもみんなが知っている曲でライヴが成立してしまう。やっぱり彼の音楽はキャ裏側を通じてヒットチャートとは別の所にあったんだなあ、と再傍証できました。

あれ、でもいくら理が非でも、あの曲を演ってないなあ。

バックのギターは、80年代以後の西海岸を支えていたマーク・ゴールデン居酒屋グでした。

さて、20分の休憩を挟んでシェリル御出まし。

これは近く、ガールフレンドのベストスクラップブックを生で聴いている感じのヒット曲のオンパレードでした。

近く1990年代も櫂日ーズなのかな。

告白すると、人的には90年代前半の数年間、スペシャリストを得る利得の勉強をしていて音温温少ししょぼしょぼなっている時期（ベストヒットも中断しちゃったし）があるのですが、ガールフレンドはその直後に出てきました。それでも”All I Wanna Doを聴いて、これは何だろう？と思ったものですが、今では思えば、ガールフレンドが正統な西海岸の跡継だったんですね。 

印象に残ったのはガールフレンドの手練です。ガールフレンドは曲によってアコギ、エレキをころころ取り替えっこたりベースを演ったりしてました。

ジャクソンもジョークで言っていた”If It Makes You Happy”で粋なり始まりました。セルフタイトルの二枚目で、ロックっぽいガールフレンドを印象あと払いた。

デパースペクティヴスクラップブックTuesday Night Music Clubからの“Can’t Cry Anymore”。

2年前と比較的最近のスクラップブックDetourからの”Love is Free”。

三枚目「醜怪ーブ・セッションズ」からの”My Favorite Mistake”

ベスト盤の利得の新音入れ、キャット・スティーヴンスのカ居酒屋、ロッド・スチュアートもヒットさせていた”The First Cut is the Deepest”。

日ズニーのアニメ映画「カーズ」に提供した”Real Gone”。

同様に映画Bee Movieのサン虎で音入れしたビートルズの”Here Comes the Sun”.

と、薔薇エティが富み且つ耳馴染みのある曲が続きます。

喜劇トスクラップブックからの二番目のヒット、”Strong Enough”。斯ういえばこの曲のアコギやマンドリンを聴いて、あるグレードこの人の方向性がわかってきたように憶えています。

「みんな、ブラックベリー持ってる？いつか、みんなの頭の中へチップが埋め込まれる時代が来るんじゃないかしら、と思って作った曲よ」とMCが入って”Good is Good”。

弥盛り上がってきて、「これはちょっと古いけどね」と言われて”All I Wanna Do”。1994年ってそんなに古いか。あ、近く16年も前か。「これは日スコでもカントリーでもないわ。ここはLAよ」のせりふで始める、LAはお規程で「ナゴヤ」に置き取り替えっこられました。

“Soak Up the Sun,” “Everyday is a Winding Road”近くこの近くになると注釈をあと払いようとするほうが馬鹿ですね。

最後”I Shall Believe”。喜劇トスクラップブック最後に収められていた曲でシングル曲でもなく且つてはライヴでもあまり演奏されなかったものが、ベスト盤に選曲されていて意外だと思われましたが、ここにジャクソンに実行ガールフレンドの政治性が見え死出の旅するのですね。平和を冀求する曲。

ここでいったん取り下げ、又もやシェリルのバンドが出てきて、「ジャクソン、出てきて！」と呼びました。メガネをかけてジャクソンも再御出まし。シェリルが「（ある意味で）ジャクソンの曲を一緒に演るわね」とMC。それでさっきの、まだ出てきてなかったあの曲が始まりました。”Doctor My Eyes”。ただしプロトタイプとはかけ遠遠しいロック食の強い現代的なアレンジでした。それが「ある意味で」だったんですね。

そして最後も二人組でやった”Peace Love and Understanding”は、ニック・ロウ作、エルヴィス・コステロが取り昇た曲。シェリルは去年エルヴィスと共演して感銘を受諾たようです。

という、私にはとて近くれしい一夜でした。

それにしても、ジェームス・テイラーよ。日本の一極集中へ毒されていないか？なぜ東京、横浜でしかやらないのだ？せめて大阪には来い。君の弟リヴィングストンは名古屋くんだりまでやってきて、僅々60人の前で歌ったんだぞ。

「やつらを高く吊るせ」でお分かりの方はお分かりでしょうか。それにしても物騒がしいですねえ。

　ライブリポートです。元来古い芸術家のものが多いですが今回のは一番古いかもしれない。でも、一番新しいかもしれない。

　ブッカー・T・ジョーンズです。

　近くキャ裏側は大凡50年、影響を受諾た芸術家は世界中へ散らばっているでしょう。

　サザン（メンフィス）ソウルの中心だったスタックス・レーベルのその尚又中心だった人。素朴だけど力強いオルガン奏者。

　バックバンドだったＭＧsにはギターにスティーヴ・クロッパーがいたことでも知られている。スティーヴは映画「ブルース・兄いス」の音楽を担当し、自らもブッカーと一緒に冷やかし演ずるしている。

　でも、最近ではアウトキャスト“Hey Ya!”の独自の解釈でカ居酒屋を発表しているし、2007年にはグラミーの生涯功績賞（いわゆる殿堂入り）を、そしてこの間の2010年のグラミーでは新譜Potato Hallで最秀抜R&B宿舎ストロメンタルスクラップブック賞を優勝し、今もなお活力的に活動中。

　その彼のライブ、例によってセットリストを強請りましたが、

　

これはセットリストという一倍明け暮れ演奏可能準備万端曲リストといった感じで、順番、選曲とも全く違ったものでした。

　バックが初めに出てきて“Hey Ya!”のフレーズを演り、それに乗ってブッカー御出まし。

　小さいなライブ舞台、ブッカーは向かって左端の木製オルガンに腰を据えます。

　上のリストの一節目ではなく

　1“She Breaks”,2 “Warped Sister,” 3“Green Onions”の順で始まりました。

　GreenはＭＧsの代表曲の壱。彼のオルガンのス瓦は変わっていません。ボロく見えるオルガンで、些少の和音を交えたシングル否トを淡々と奏でます。宿舎ストで、なお且つ彼みたいに独特のス瓦を有する人の曲は説明しにくいですね。とに斯う皆さん一度は耳にしたことある曲でしょうけれどね。

　ここでライブ主催会場からの供給ズ、今回のグラミー優勝を祝して彼の似顔画がクリームで模られた西洋菓子が披露されました。間近で見られた我れも含めてオー日エンスは大笑い、本人は照れ笑い。

　ここで彼はオルガンから立ち上がり舞台中核的に移動しアコースティックギターを手にしました。ヒットしたのはオルガン宿舎スト痴人りですが、彼はギターも致すし、歌近くまいんです。

　4曲目は”Born under a Bad Sign”。スタックスの典型的な男性シンガーの一人、アル居酒屋ト・キングがプロトタイプ。クラプトンも大好きでクリームのカ居酒屋でも御馴染みみかもしれません。作詞作曲はブッカーで、アル居酒屋トのバックもＭＧsがつとめました。

　リタ・クーリッジも無名時代にブッカーのプロ日ースの下でカ居酒屋していて、ライブでも必ず取り昇ます。そのリタが同時期、バックコーラスで参加していたStephen Stills “Love the One You’re with”。「御気に召す娘がかなり離れた場所に行っちゃったなら、隣にいる娘とやっちゃいな」という、ヒッピー文化讃美歌みたいな内容でも有名ですが、宿舎トロと間奏ではいるかっこいいオルガンソロでも知られている。このオルガンを弾いていたのもブッカーなんですね。斯ういう西海岸系の人たちからもリスペクトを受諾ていますし、亦もいろいろなセッションに参加しています。

　5曲目”Ain’t No Sunshine”。故ビル・ウィザーズの71年のヒット曲、書いたのはビルですが、スクラップブック全体を生出していたのがブッカーで、バックはＭＧｓでした。これもグラミーの最秀抜R&B楽曲賞を優勝している。”I know, I know…”と20回くらい反復ことで、同じフレーズが繰り返される最多回数ヒット曲、という珍記録も持っています。近く10年以周旋料になりますか、ジュ裏側・ロ居酒屋ツ、ヒュー・グラントの「ノッティングヒルの恋人」でも、大スターのジュ裏側に会えないヒューが降雨る夜道を弱弱と散策場面で効果のあるに使われていました。

　6曲目”Jamaica Song”はブッカー我のギター、唱歌曲として最も知られているもの。

　７曲目”Take Me to the River”。あのトーキングヘッズのデパースペクティヴ曲としてつとに有名ですが、プロトタイプはアル・グリーン。トーキングヘッズのデパースペクティヴのときは、トーキングヘッズがアルの曲をカ居酒屋し、アルのスクラップブックにトーキングヘッズが曲を提供すという物物交換をやったことで話題になりました。この曲はブッカーとは直接の関係はないようです。アルもメンフィスを中心に活動していましたが、スタックスではなく、近く壱の

流れを作っていたハイ・レーベルにいました。まあメンフィスソウル繋がりということで。

　8曲目、”Dock of the Bay”。出ました。オーティス・レ日ングの大成功。これはオーティスとスティーヴ・クロッパーのコラボ曲です。曲終わりはあの有名なホイッスルでオー日エンス全員参加。

　ここで尚又オルガンに戻り、例のグラミー優勝スクラップブックの題号曲 Potato Hallが始まりました。やっぱりス瓦は相変わらずの。彼のヒット曲の壱に”My Sweet Potato”というのがあり、それへの自らの返り事唄といった感じです。3曲目の”Green Onions”には”Mo’ Onions”という曲があり、やヴィードロ南部のアグリカルチュア物への拘りがあるのでしょうか。Potatoには恋人の意味もありますけどね。

　ここから終わりまで11 “Soul Limbo”, 12 ”Hip Hug Her” ,13 “Hang’em High”, 14 “Time is Tight”と大乱のごとく彼の代表曲が続きました。

　12は萩原健太さんがNHK-FMで長く続けた夜、夕方の櫂日ーズ番組のしゃべりのバックに使っていた曲。

　13　「やつらを高く吊るせ」とは同名のクリント・イーストウッド主演の西部劇の話頭、マイナー符号が日本人好み探偵っこいい。絶対聴いたことありますよ。「あ、あれだ！」って。

　いったんブッカーだけ取り下げましたがバックは引っ込まず、ブッカーは再御出まし。オルガンではなく又もやアコギを持って舞台中核的に来ます。

　アンコールは”Hold On I’m Coming”でした。Sam & Daveのあの曲。これもスタックスから出ていたレ符号でした。曲を書いた目ザック・ヘイズもスタックス出身。バックもＭＧｓでした。

　「この曲は『キヨシロ』に捧げる」と言って、曲の途とりわけ何度も「キヨシロ、キヨシロ」と叫んでいました。筑紫さんを追うように癌で逝ってしまった忌野清志郎、このトータル＆日ヴ、オーティス・レ日ング、そしてブッカーらスタックスのサザンソウルをこよなく愛していて、ブッカーとも親交があったようです。自分をリスペクトしてくれた彼に哀悼をこめて。

　ちなみに我れ、忌野さんと誕生日が同じです。亦マーヴィン・ゲイ、レオン・ラッセルの誕生日でもあります。何か共通点はあるかな？

　終了後の犀ン会、お疲れ、汗を拭き拭きながらもニコニコして応じてくれました。気のいいお爺さんちゃんって感じ。あれ？克也さん一倍論なくょっとだけだけど若い。意外だなあ。

p.s. ベストヒットのマテリアルの皆さん、ジェームス・宿舎グラムはクィンシー・ジョーンズの『愛のコリーダ』（原題The Dude）スクラップブックの中の”Just Once”, “One-Hundred Ways”他でリード唱歌をとっていますが題号曲「愛のコリーダ」には直接関わっていません。まあ、そんなことは百も承知でバックに流していたのかな。

追弔記事です。

テ日・ペンダーコップ。1月13日逝去。享年59歳。直接の死因は結腸癌。

1年くらい前の目ザック・ヘイズの追弔記事のときに引き合いに出しましたが、その彼も逝ってしまいました。

バリトンの魅力、しかし目ザック・ヘイズと違って甘い婀娜さを持っていた。

1970年代のフィラデルフィア・サウンドの看板でもありました。彼我もフィラデルフィアで生まれ育ちました。

それまではリード唱歌をころころ変えていたハロルド・メルヴィン＆ブルー否ツのフロントマンの座を確請け合うとメキメキ頭角を現し、名高い度も急上昇しました。サークル名に冠されたリーダーと最も民衆的あるリード唱歌が違った、ＵＳ版「内山田弘とクールファイブ」「敏余程うと心嬉しい＆ブルー」状態になったわけです。

MFSBのストリングスを前面に出したサウンドにギャンブル＆ハフの名コンビによる情愛唄。それに男声コーラス。

ここまでだとO’Jaysと主に同じですが、ハロルド・・・が違っていたのはやヴィードロテ日の独特のベース婀娜を前面に出せたことでした。

最初のヒットの73年の”If You Don’t Know Me By Now””。89年にシンプリー・レッドがカ居酒屋したことからも、今でもフィラデルフィア・ソウルを代顕わす情愛唄になっています。

その後の70年代中期は、”The Love I Lost”, “Bad Luck”, ”Wake Up Everybody”など、薔薇ードに加えて時流に乗った日スコっぽいリズムでのヒット曲も量産します。モーターウンのテルマ・ヒューストンが77年にNo.1ヒットにして、後にジョン・サマヴィルがブロンスキー・ビートの後に作ったコミュナーズというサークルが86年にイギリスでヒットさせた”Don’t Leave Me This Way”はハロルド・・・がプロトタイプです。

78年、テ日はハロルド・メルヴィンとの意見対立がありサークルから脱退します。ソロに転此からは完全に婀娜情愛薔薇ード路線中心になり、唯一のTop40は同年の”Close the Door”ですが、80年までにかけて”Turn Off the Lights”, ”Love T.K.O.”などR&Bチャートでのヒットを飛ばし大著を後ずいぶん残します。特に”Love T.K.O.”は2000年代に入ってもカ居酒屋の定番となり、70年代のソウルカ居酒屋の企画ものには必ず選曲されるようになっています。ホール＆オーツも Our Kind of Soulで、モーターウンに移籍して三枚連続してカ居酒屋企画スクラップブックを発表してグラミーも優勝したマイケル・マクドわがままドも、「シャンと野獣」

のレジーナ・ベルもフィラデルフィア産のヒット曲剞けつをカ居酒屋したReachin’ Outで取り昇ています。

　このレジーナ・ベル、先日来日していて、ライブにも行ったのですが、その曲も演りませんでしたし、テ日の死にも話も触れませんでした。しんみりさせたくなかったんでしょうね。

　

テ日のライブでは、客席から女性のパンティがつぎつぎと投げ込まれたという。声だけで女性を○○せてしまう男。羨ましいなあ。彼にそれからフレ日・ジャクソンとかが同じ路線で出てきますし、更にはブライアン・マクナイトとかに影響が感じられますし、80年代以後、ブラコンとか、今ならアーバン・今風といわれるスィートなR&Bの根拠地を築いたといえるでしょう。

　そんなテ日ですが、日本では一種異様な売れ方をします。日本ではそのソウルっぽい部分は全く受諾入れない。所が、79年から80年ころ、幼稚園児まで、テ日は知らなくてもそのリズムで踊っていた。

懐かしい「ドリフのヒゲダンス」。「8時だョ！全員集合！」の売物コーナー、シムケンとカトちゃん茶ぺが、あと払い髭、シルクシャッポに黒スーツでゲストと一緒に曲芸を致す。そのバックに流れていたリズムが大受諾し、宿舎ストでシングルになってオリコンでベスト10に入る唯一の記録を作る大成功になりました。

これの元ネタが、実はテ日の、”Love T.K.O.”も入っていた79年のスクラップブックTeddyの中の “Do Me”という曲だったのです。志村けんさんは、今はあまり聴いていないようですがこの頃は知る人ぞ知るソウルオタクで、テ日のその曲のバックリズムを使った所思いがけずバカ受諾して、それに便乗する形でテ日のプロトタイプもほんの少しですが話題になりました。あくまでもほんの少しでした。

ちなみに、志村さん本人がいっているのを聞いたことはありませんが、「全員集合」からの近く一節の宿舎ストのスピンオフヒット「ドリフの早言詞」の元ネタは、ウィルソン・ピケットの”Don’t Knock My Love”とバリー・ホワイトの”Satin Soul”を組み組合わせたものであるはずです。

さて、順風満帆に見えたテ日ですが、82年に大幅交インタープリタ故を起こし、下半身不随になり、その後車椅子の生活を必要されます。

当然コンサート諄いきなくなりますが、レ符号は出し続け、ア虎ンティックレ符号に移籍しJoy　など評価の高いスクラップブックを出します。若しもの事後に出されたホィットニー・ヒューストンのデパースペクティヴスクラップブックでも”Hold Me”を二重奏して、其頃スト下唇劇場のバックの定番になっていた斯うです。（なぜそんなことを知っている？）

残っている彼のウエブ犀トを見ると、日スコグラフィのページでは、ブルー否ツの時代からソロに至るまで彼のレ符号、CDのジャケツが街頭に一枚ずつ飾られていて、それを彼のア牛酪ーが弱弱歩きながら辿っています。やっぱり、歩きたかったんでしょうね。

更に癌に侵されていることが発覚し、2000年代は主に退職の状態で、今回のことを接待ました。

スィートソウルでの彼の大いなるな業績を惜しみつつ、婀娜で甘い部分ではない彼の一面を紹介して死を悼みた余程思います。

先週のベストヒットでもマイケルの特集があり、克也さんはマイケルの「怒り」をよく強調されています。

美しく甘いソウルを作っていたフィラデルフィアの人たちも、実は「怒って」いたんだと思います。

77年に、テ日、O’Jays、スリー・日グリーズ、ルー・ロウルズ、ビリー・ポール、その他フィラデルフィア・宿舎ター全国的所属芸術家を総動員して、当然MFSBをバックに、其頃（今でも）の都市部の黒人居住区の不健全問題改善を訴訟た”Let’s Clean Up the Ghetto”を出しています。有名芸術家が歌い繋ぐ所など、We Are the Worldの原型であったともいえます。

その We Are the World、知り合いの通り、四半世紀を過ぎて、この間のハイチでの地球震の被害救済の利得、今の芸術家たちによって再音入れされました。マイケルが残した母テープもバックに使われているという。（我れはこの手のチャリティはあまり好きではありませんが、それはこの際置いておきましょう）。

テ日のブルー否ツ時代のヒット曲、”Wake Up Everybody”、そんな現在にも、マイケルの怒りにも実行ものがあります。その詞を紹介します。改めて合掌。

Wake up everybody no more sleepin in bed

みんな、目を覚ませ、ベッドで寝ている場合じゃない
No more backward thinkin time for thinkin ahead

過去を危懼ている時じゃない、今こそ未来をみるんだ
The world has changed so very much　from what it used to be

世界は且つての像から大きいく変わった

so there is so much hatred war an' poverty

だからこそ厭悪と戦争と貧困が増えているんだ
Wake up all the teachers time to teach a new way

教師たちよ、目を覚ませ、今こそ新式な生き方を報じる時だ
Maybe then they'll listen to whatcha have to say

きっとみんな、君たちの言うことに耳を貸すに違いない
Cause they're the ones who's coming up and the world is in their hands

なぜなら、彼らは未来を担う世代で、世界は彼らの手にゆだねられるからだ
when you teach the children teach em the very best you can.

子供たちを教育するときには、ベストを尽くしてやってくれよ。
Wake up all the doctors make the ol' people well

医師たちよ、目を覚ませ、老人たちに生きる希望を贈ものるんだ
They're the ones who suffer an' who catch all the hell

彼らこそあらゆる病の苦しみを受諾なければならない人たちだから
But they don't have so very long before the Judgment Day

それでも、彼らの審判の日まで、それほど長くはない
So won'tcha make them happy before they pass away.

だから、彼らが本きちんと死を接待るまで、倖せを贈ものてやってくれないか
Wake up all the builders time to build a new land

建築者たちよ、目を覚ませ、今こそ新式な土地を開拓するときだ
I know we can do it if we all lend a hand

われわれみんなも手を貸せば、きっと可能はずだ
The only thing we have to do is put it in our minds

たいてい心がけていること、ただそれだけでいい。
Surely things will work out they do it every time.

たいてい斯うしてきたんだ、きっと巧くいくさ

The world won't get no better if we just let it be

ただ放っておいた屡なら、世界はよくならない
The world won't get no better we gotta change it yeah, just you and me.
世界はよくならないから、我々が変えていかなければならないんだ、君と僕とで

あけましておめでとうご座居る。

まだ正月ボケがそれからいる方もい行くでしょう。兎に角我れは斯うです。

ですので、少し正月思えるトピックで書きます。普段のような、洋温温関係トリビアな内容は僅かになってしまうかもしれません。しかし一倍大幅意味での音楽の歴史の話になる可能性あり。

去年、ファンフラに復も演ずるさせていただいた倅、”Ricky”紀輝（のりき）クン9歳。

我れ、縁あって仕事で名古屋にいますが、両親は関東にいます。

我れと倅も、冬休みの後半、ラッシュアワーに可能だけ引っかからないように帰国しました。事参加や、お年玉ねだりが主目的でしたが。

リッキー君は、近く壱重大なミッションを帯びて上京しました。ミッションとは大げさで、上品された言葉で言い取り替えっこるといわゆる「宿題」ですな。

それは、オジイチャンオバアチャンの居宅に行くことがあったら、「昭和」の時代を感じられるものを何か見せてもらって、それについての話を聴いて、教室で発表してください、というものでした。

昭和といわれましても63年もの長きに彷徨くわけでして、斯う言う我れ我も人生の半分は昭和を生きていた訳でして、いろいろないわけではないですが。オジイチャンオバアチャンから情報をもらいなさ余程いうことは、できたら昭和の前半の時代を彷彿とするものを見せてもらえ、という含みがあるのでしょう。

我れのお袋は克也さんと概して同年代、父君はチョイ上です。

ちなみにリッキー君は炬燵を体験したことがありません。我れが子供の頃に入っていたものも、家を修正したときに処分してしまったとのこと。残念。

話を聞いて父君やお袋が出してきてくれたもの、すり鉢、昭和30年代の羽板、いろいろありましたが、やっぱり一番古い、SPレ符号盤がいいだろう、ということになりました。マイケル・ジャクソンの一件以来洋温温も興味を持ち始めたリッキー君にも衝突大きいかったようです。

SPレ符号とは何か。オジイチャンのお話もさることながら、この犀トにおいてセミプロ音楽ライターを始めて6年目、その志にかけて倅のプレゼンのカンペを作って致すことにしました。

しかし、工学技術や歴史を初等学校校低コースに説明するのは逆に難いですね。我れが本当はこう言いたいんだけれど高度すぎて（？）いえない部分は（　　　）の吹き出しでコメントします。

「みなさんは音楽を伺うとき、CDを使っていますよね」

　（CDの利益は10年前と比比較と半減して滓、ネット配信、USBスティックオンリーとか、今年は手段の多様化が更に加速し斯うですけどね）

「でも、僕たちのお父さんや、オジイチャンの昭和の時代には、レ符号というものがあった斯うです。

それも、オジイチャンの時代の昭和の前半は、レ符号の一番古い形のSPレ符号というものがあった斯うです。

今のCDは、音楽をデジタル化した信号に変換し、それに光線を当てて読み取って音に匡正て伺うのですが。。。」

（これ自体十分難いですね。どうしたらいいでしょう。やっと10進法に上手痴人りの子供たちなのに、2進法とか、０と１の二つの数字の組み組合わせで全ての音が無限に信号化されてるとか。。。ますます止めたほうがいい）

「レ符号は、レコードに針を落として、レコードの外朧気ら中で向けて掘られた一本の細い溝に記録された摩擦音を針が辿って震えて、その音を大きいくして聴いていたのだ斯うです。」

　（CDやDVDの場合、光線は内朧気ら外側へ動いています。これは皆さん、知ってましたよね？）

「レ符号の一番元凶の形を発明したのは、みんなも知ってる発明王のエジソンで、1877年のことだ斯うです。」

　（今エジソンが作ったのはレコードではなく筒が回転して針が下から上に下垂てくるもので、声を辛うじて聞き取れるグレードのものだった斯うです。偶然にも、エジソンと電話の発明の専売特許を争ったアレグザンダー・グラハム・ベルも概して同時期に同じものを作っていたのですが、二人組とも程遠い上達を考えなかった斯うです。それが発明家の発明家たる所以なのかもしれませんね。プロトタイプは作るけどあとは野となれ山となれですぐ別のものに興味を移す。。。）

「これが、オジイチャンが残していてくれていたSPレ符号です。」

 

　「『鳩ポッポ』が『ポッポ鳩』って書いてあったりします。オジイチャンの若い頃は、日本語の横書きは右から左に書いていた斯うです。」

「SPレ符号は、一分間に78回転して、それで3分間くらいもって一節だった斯うです。溝を辿って音を拾う針は鉄でできていて、一回使ったらそれで近く使えなくなり、一回ごとに交換していた斯うです。」

「昭和が始まった頃（1920年代ですな）、ＵＳという国ではジャズという音楽が大流行して（子供たちはジャズといわれてもピンと来ないし、ＵＳといわれても日本一倍大幅国があるんだなあ、くらいの認識しかまだないでしょう）レ符号が広まった斯うです。」

「SPレ符号は片面しか音入れできず、フラグメントやすい硬いプラスチックで作られていたので、1940年代にＵＳと日本が戦争をしていた頃（今ではこの歴史事実すら知らないで大学に入学してくるやつらがゴマンといますから、早くから教えておいたほうがい余程思います）、素材はフレキシビリティー性があってフラグメントにくい塩化ビニールに変化（ちょっと難いかなあ）、両方の面に音入れ可能ようになり、直径は30浪華節的になって一分間に33回転になり、片面に40分も音入れできた、何曲も連続して聴けるようになりました。これをLPレ符号といいました。一節だけを伺う利得のものは直径17浪華節的と小さいくなり、一分間45回転になりました。これをEPレ符号といって、中心の穴が大きいかったのでドーナツ盤というあだ名がつきました。音を拾う針も珠玉（こういう言い方のほうがわかるでしょう）が使われるようになり、一番硬いダイアモンドを使って作った針なら延べ（この概念作用もまだ習っていないでしょうが）で300時間くらい伺うことができました。」（これらの規格を作って普及させたのはＵＳのコロンビアとRCAです）

「ビートルズや、マイケル・ジャクソンも最初は斯うやってレ符号を作って売っていました。」（初等学校生もこの二つなら全員辛うじて知っているようです）

「これが、1981年に最初に述べたCDが売られるようになり、すぐいたります」

（世界で最初にCDを商品化したのは新しい物好きの大滝詠一師匠の A Long Vacationでした。来年は20周年を接待るわけですな）

以上、「　　　」の部分をリッキー君が写真を見せながら巧く発表してくれればいいな、と思っているのですが（親バカ丸出し）。

以下は我れの人的な回想。

我れは、物は壊れるまで使い切らなければ気がすまないセコい性格もさることながら、LPレ符号を最盛期で1000枚近く持っていたこともあり、しかもマイナーで希狭いものが中心でしたから、それらが全てCD化されるとは末に考えられず、最後までCDに抵抗し、アナログレ符号にしがみ付いていた口でした。最初のCDを買ったのは1989年だったと記憶しています。それまでアナログでは如何しても見つからなかった曲がCDになっていたからでした。その曲についてはい不和稿を改めて。

それ以後は雪崩の如く、ン千枚のCDを集めてしまいましたが、今はCDを買う以かてて加えて音楽を入手して貯めておく手段は多様化し、CDを何枚有するかなど何の自慢にもならない時代になってしまいました。冒頭に書いたCD利益の半減減少も無縁ではないでしょう。

技術の発展、普及にかかる時間はどんどん圧縮される傾向にあります。我れはDVDもン千枚利得てしまって、次世代DVDもクソ食らえと思っていたのですが、若しかしたら本暮れれまでには、時流に喪失てブルーレイシステムを入手しているかもしれない、そんな予感さえする2010年正月でした。

Try to Remember/ The Way We Were

グラ日ス・ナイト＆ピップスが、1975年、その前年に大成功した居酒屋ブラ・ス虎イザンドの『追憶』の話頭にせりふを加えてかばさせたヒット。世の中の動きや技術発展が逸早くなっていても、その根拠地は先世のエクスプレッションと努力の賜物であって、それを有り難がって使っていた時代があったことを忘れてはいけない。初等学校校からの勉強も、その認識が本拠になければ。知ることは喜びで、無駄なものは何もないのです。

♪いつだって、。忘れない、エジソンは、偉い人、そんなの常識～、タッタタラリラ～♪

　あんまり間をおかずに行きましょう。

重ねてライブリポートで、今回も懐かしや、誘いズ。

正確に言うと、誘いズ・レパースペクティヴ。

以前にも、ジェ毛革ソン・スターシップとか、土地・風&ファイアとか、エイジアとか、長くやってると係り合いがいろいろ複雑になり、バンドに出たり入ったりで、元凶元凶は同じバンドだったものが分枝かれして南北朝時代みたいに本流と傍流が並存しているサークルについて取り昇たことがありました。

実はこの誘いズも斯うなっているんですね。

本家誘いズと、今回観た誘いズ・レパースペクティヴが並存している。

1960年代、四分子トップス、スピナーズらと並んでモーターウンの男性コーラスサークルの柱と言われ、そのとりわけ最もヒット曲が多く、その四分子トップスやスピナーズが70年代になってモーターウンを見捨てて移籍して行ったしまった中、十プス剞けつモーターウンへの操を守り続けた。

しかしその分、部員ー交代も多かった。曲のキーによってリード唱歌も代えることができ、それで自己のぶつかり合いも著しいあったという。

そんな中で、部員ーはどんどんソロになって、相当にヒット曲を出していくようになる。

でも、プロトタイプ部員ーで旗艦だった人たちは今、殆ど鬼籍に入ってしまった。

エ日・ケンドリックス。

デヴィッド・ラフィン。

ポール・ウィ裏側ムス。

メルヴィン・フランクリン。

1961年の結成以来、現在まで誘いズの看板を守りずっといるのはオーティス・ウィ裏側ムス剞けつ。

所がこのオーティス、そんな十プスの中で唯一、リード唱歌が取れない部員ーだった。

それで今の本家誘いズは、オーティス以外90年代以後に入った人たち痴人りでやっている。

これに対して、誘いズの名前を法的に使用できないから誘いズ・レパースペクティヴとしてやっている方を率いているのはデニス・エドワーズ。”Ball of Confusion” “Papa Was a Rolling Stone”などの大成功でリード唱歌をとり、70年代になってファンキーになった時期の十プスを支えた人。

それに加えて、プロトタイプ部員ーのポールの遺児、ポール・ウィ裏側ムス、ジュニアが入っていました。その意味で音楽的にも部員ーの血の流れの上でも、こっちのレパースペクティヴのほうがよほど正統性を主張可能のではないか。

それはさておき、70年代を中心としつつも60年代から80年代まで30年間の十プスの歴史をひと目可能舞台を見せてくれました。

　82年の、今は亡きリック・ジェームスの呼びかけで再結成し、彼の生出を仰いだファンキーな”Standing…”から始まりました。

　そして60年代に戻ったポプリ、”Get Ready”から。85年にホール&オーツがアポロ・定小屋でのライブでエ日・ケンドリックスとデヴィッド・ラフィンをゲストに呼んでこの曲をカ居酒屋してヒットして、それと同じことを同年の、世界数箇所で同時々行われ世界中へ中継されたUSA for Africaをうけての「ライブ・援助」で同じことをやったの、憶えている人、どれくらいいるでしょうか。

　このポプリの中で、”Papa was a Rolling Stone”が疾うに出てきてしまいました。代表曲を近く出しちゃっていいのかな。って感じ。

　その次に意外でしたが”Rainy Night in Georgia”はトニー・ジョー・ホワイト作、ブルック・ベントンという、50年代から活躍していたサザン・ソウルの人が70年に大成功させた渋い渋い曲。以前はクラいなせしか聴いていなかった若山玄蔵さんがいわゆる洋温温ハマったのはこの曲からだ、と言っていました。十プスとしてレコー日ングしたことはないようですが、舞台がアダルトな雰囲気になっていくのに旨い選曲でした。

　次の”Cloud 9”ポプリの中へ、薔薇ードのナン居酒屋1ヒット”Just My Imagination”も出てきました。

　70年代のR&Bそのもので、みんな一節の時間が半端じゃなく長い。その間に部員ーも客席に下垂てきて、観客にマイクを向けてハミングをリピートさせたりしました。斯う言う我れも、最前列正面に坐っていたので、マイクを向けられました。一番音を外さずに,他のお客さんから拍手をもらったのは我れじゃなかったかな。カラオケでもオンチじゃないほうですから。

　“The Way You Do…”も60年代モーターウン時代の代表曲、リタ・クーリッジもカ居酒屋し、上に書いたホール&オーツとの継目でもポプリで使われた曲。

　やヴィードロ67年の”Wish It Would Rain”にそれから、最後に全員が立たされて踊らされたのは、85年の”Treat Her Like a Lady”.土地・風＆ファイアのアル・マッケィが生出した80年代の十プスのファンキーな極点傑作。所がこの85年其頃、デニスは十プスから昧者ていたんです。ソロとして犀ダ・ギャレットとの二重奏で”Don’t Look Any Further”という曲をヒットさせていました。斯うなんです。後にマイケル・ジャクソンと”I Just Can’t Stop Lovin’ You”を二重奏でナン居酒屋1にして、90年代にはブランニューへヴィーズに加入する、あの女性です。ガールフレンドをずいぶん送り出したのはデニスだったんですね。

　その”Treat Her..の間奏がずっとそれから一旦取り下げ、尚又出てきた。上に挙げた、兼ね兼ね亡くなってしまった十プスの部員ーの名前を読み昇、一人ずつ合掌する。そして最後はやっぱり“My Girl”。

　終了後の犀ン会も、我れが歌ったのを憶えていて褒めてくれました。好い人たちだった。

　Get Ready.気が付いたら、2000年代の最初の10年も終わろうとしています。次の10年代への準備諄いきていますか？

　もし、年内に次の原稿ができなかったら・・・心嬉しい・クリスマス！

  なんか最近は、前の原稿から間を開けてしまっては、その言い訳から始まってばっかりのような気がします。

　今回は、本業探偵なり長いものを書きおろす仕事がたまって滓まして。9月に病気にさえかからなければその仕事も手当を持ってできたんですけれど。その病気の麻痺もまだ残ってますし…　それでもそんな中、この犀トのお仕事も忘れてはいません。不良大学教授のハリー先生は特質呈示。

　ちょっと遅れましたがライブリポートをちゃんとやります。

　デレク・虎ックス・バンドとドゥービー・兄いズのダブルヘッドライナー。

　論なくろん、お目当ては後者なのですが。

　前座扱いではない、ちゃんと肩を並ていたデレクに関して論なくゃんとリポートしますね。

「デレク・虎ックス、1979年の6月8日、フロリダ州ジャクソンヴィル生まれ。

叔父は櫂マン・兄いズ・バンドの結成時からのドラマー、ブッチ・虎ックス。家ではたいてい櫂マンズのスクラップブックや、そのリーダーだったデュアン・櫂マンが大きいく貢献していたデレク＆ザ・ドミノスの『レイラ』などがかかっていた。

近くおわかりのと滓、デレクという名前はクラプトンが70年代ビギニングに率いていた、その伝説的なサークルからいただいたもの。」

実は我れ、彼を一度、観ていたんですね。これもクラプトン絡み。３年前に観たクラプトンの、ヒット曲をあまり演らずデレク＆ドミノスでのレ一節リーなんかを中心に選曲していた日本横ぎるツアー。クラプトンはその時、自分も含めてトリ引っ張ることリードギターの構成でしたが、残った二人組のうちの一人に、ブロンドの長髪で、若いのにすげー上手いやつがいるなと思って観ていたのがいたのですが、それがこのデレク・虎ックスだったんですね。

なるほど、クラプトンが彼の腕を見込んだ上だというのも当然でしょうが、デレク＆ドミノス係り、サザンロック係りだったのか、と今では改めて納得。

「デレクはギターを、彼我の言葉を借りれば、「身長がギター一倍小さいかったころに」ピストルはじめた。論なくろん手も小さいかったので、スライド・居酒屋を使うようになったのは、そのハン日を勝利する利得でもあった思える。
　やがて彼は、スライドでもレギュラー・プレイでもオープンEチューニングでピストルこなすというス瓦を確立した。愛器は授与ソンSGとウィングのヴィンテージ・アンプ。エフェクター類には元来頼らない。
　スライド・居酒屋は、デュアンが使っていたのと同じガラス製の薬ビン。ピックは使わない。そのきわめて個性的な四分子マットで、デレクは面持豊かなギターをピストルこなしている。」
　彼の曲はラジオで流れるようなタイプのものではなく、評価は高くともヒットがあるわけではないので、実は我れ、彼のCDは聴いたことがなく、セットリストもいただけなかったので、詳細なリポート諄いきないのですが。

エフェクターを使わな余程いうのには驚きでした。アンプだけであれだけいろいろな効果音を出しているのかと思うと愕きです。

世代のせいもあるでしょうが、サザンロックの悪臭はあまり感じられませんでした。むしろ宿舎ストもの中心、スライドギターと、エフェクターを使っているとしか思えない口調で、高中正義に近いものを感じました。

ドゥービーから、サックスのマーク・ルッソがずっと、ゲストでドラムスのエド・パスが一節参加しました。

ジェフ・ベックとかデュアン・エ日ーとか、大昔ギターだけで専ら立ちしていたミュージシャンのス瓦があったものですが、最近は見かけませんね。その伝統を一人になっても守っていくような、そんな肝ったまを感じました。

さて、20分グレードの休憩の後、お目当てのドゥービー。

3年前は夏御祭りで来日して、去年は鹿ゴとダブルヘッドライナーでＵＳを横ぎるしました。その鹿ゴはこの夏尚又、一番気の合う土地、風＆ファイアとまわり、ドゥービーはレイナード・スキナード、38スペシャルらサザンロックの連中とツアーしたようです。デレクもその流れかな。

近くプロトタイプ部員ーはトム・ジョンストンとパット・シモンズしかいません。でもこの二人組がいればそれで満足、って感じ。

あと古い部員ーだったら、「ミニット・バイ・ミニット」から参加したジョン・マク代。この人はギターが一番上手い上にいろんな楽器がこなせてしまう器用な人。音の要になっていました。あと、このバンドの特徴であるダブル・ドラムスの区分を著しい初期から担いずっときたマイク・ホザック。

あとは、82年にいったん解体したあと、生残りの相当部分が矢沢永吉のバックを任たりしましたがその時一緒に演った鍵盤の男子・アリソンとか。

70年代中期からいたけれど残念ながら2005年に急逝してしまったキース・クヌードセンの跡取で入ったヴァーティカル・ホライズンのエド・パスとか、新しい人たち痴人りですね。

ドゥービーのほうはセットリストをゲットしました。しかしこれは舞台上に貼りあと払いてあったもので、舞台に向かって一番左にいたベースギターのスカイラーク（本名ではないでしょう。当然）が乱離拡散踏んづけたあとのもの。国法日ーさんに頼み込んで剥がしてもらったものですからビニールテープの痕もはきと、ビリビリだったのですが、我れが可能な限りの手入を施しました。なんてったってドゥービーのメモラビ裏側ですから宝物です。

みんな省略されて書かれているのでちょっと詳しく。

１　Take Me in Your Arms (Rock Me) 元凶元凶ホーランド－ドジャー－ホーランドのモーターウンの唄ライターチームが作って、60年代に目ズレー・兄いスなんかが中ヒットさせたR&Bナン居酒屋ですけど、ドゥービーがスクラップブック「スタンピード」で75年に取り昇て有名になった。ライブでも商況づけの一発目として落ちつくしています。

2　Jesus is Just Alright

72年彼らの人望を決定あと払いた「トゥールズ・表どおり」から。克也さんがZIP　HOT　100を始めた痴人りの95年にはDCトークというクリスチャン・ロックバンドがカ居酒屋していました。ドゥービーのライブでは、ギターの音が上がるときに、ギターの3人プラスベースの一人の四人が並んでギターのヘッドを持ち昇るのがお規程のパ四分子マンスになってます。

3              これは元凶元凶一語のタイトルですから省略なし。彼らは82年に一度解体しますが、89年に、トム・ジョンストンを接待たプロトタイプに近い編成で再結成（トムが78年からがサークルを遠遠しいのは健康上の理由となっていますが本当なんでしょうかねえ？ソロスクラップブックは出していましたし）。初期のロックっぽい音で戻ってきてくれて古いファンを涙させましたが、その際結成二枚目のスクラップブック “Brotherhood”からのヒット曲。91年。

4              Rockin’ Down the Highway

尚又名盤「トゥールズ・表どおり」から。この4曲近傍までが商況づけで、主にノンストップで演奏されました。

5              Double Dealing Four Flusher

「スタンピード」から。これはシングルヒットではないのですが、彼らは初期からライブとレ符号は別物、と考えていた節があり、例えばこの曲は初期のライブで中盤のい余程ころで演奏されることがすごく多かったし、それは再結成後も受諾継がれているということですね。

6              ひと言タイトルにつき省略なし。これも“Brotherhood”から。デレクがゲストで参加しました。

7              これは新曲です。タイトルは「・・・シャトウ」ともっと長かったかもしれませんがメモをなくしてしまいました。来年、新譜が出る斯うです。「新しいCD,いや、最近はいろいろ儀式があるからなんていえばいいのかねえ」とパット独特のオトボケMCで始まりました。やっぱり70年代初期の、そして再結成後のドゥービーの音だと感じました。

8              One Step Closer

　80年の同じタイトルのスクラップブックから。実は、我れが今回の選曲で一番驚いたのはこれです。再結成後のライブでは、マイケル・マクドわがままドがトムに取って代わって音新築の中心となりR&Bプラスオシャレロック色が強くなった、78年の「ミニット・バイ・ミニット」そしてこの「壱・ステップ・ク国法サー」からの選曲は、当然歌う人がいないし、音の雰囲気も違ったので極力避けられていたのですが、サー螺子釘の意味もあってやったのでしょう。この曲はパットとマイケルのコラボ曲でもあり、権利もあるのでやりやすかったこともあるでしょう。しかし面白いことに、レ符号ではマイケルがリード唱歌をとっていた部分をパットが歌い、パットがリード唱歌をとっていた部分をスカイラークが歌っていました。

9              Takin’ It to the Streets

76年の同名スクラップブックから。これもマイケルの曲で、それ以後のドゥービーの音が、シンセ犀ザー中心になっていく変化のさきがけとなるヒット曲ですが、これはトムが休養前に正式部員ーとして参加した最後のスクラップブックでもあるので、必ず演奏されます。マイケルとも関係が悪いわけではないですし。イヴェントがあるときにはよく共演しています。この曲では鍵盤の男子・アリソンと、唱歌では又もやスカイラークが大活躍しました。

10          Don’t Start Me Talkin’

  「トゥールズ・表どおり」から。これもヒット曲でなくてもライブで重要な位置を占めずっといた曲。そろそろムードスの雰囲気。

11          Little Bitty Pretty One

　これなど、彼らがライブとレ符号は別物だと考えている証拠みたいな曲です。これは彼らはレ符号音入れしていません。でもライブではやります。櫂日ーズの、ドゥーワップと砂上の楼閣チュウインガムをあわせたみたいな曲なんです。プロトタイプはフランキー・ライモン＆青年ズ、声変化前のマイケル・ジャクソンも音入れしていました。きっと誰もが一度は聴いたことのある曲です。そんな小便臭い曲で最後を盛り昇ます。

12          題号省略なし。74年の”What Were Once Vices are Now Habits”（「大昔病気だと思ってたものから近く昧者られない」が直訳で、もっと短い邦題があったような気がするけど置きわすれるしました）。彼らにとって最初のナン居酒屋1ヒット。だけど元々はB面扱いだったものに火がついた。バイオリンが印象的な楽楽とした曲。ジョン・マク代は登用でそのバイオリンも綺麗に弾いてしまいます。サビの詞に”Mississippi moon won’t you keep on shinin’ on me”があって、このミシシッピの部分をそのコンサートの場所で言い取り替えっこるのが尚又お規程ですが、当然 “Nagoya moon won’t you・・・”で喝采でした。

13          Long Train Runnin’

    73年、“Captain & Me”彼らの典型的スクラップブックの壱なんですけどここでやっと初めて出てきました。これはおなじみの曲でしょう。リミックスも何度もされていますし。

　我れはＵＳにいたとき、この曲と全く同じ体験をしました。コロラド川をラフティングで下っていたとき川沿いの線路に荷物列車がのそっとガタゴトやってきて、その長さにびっくりしました。本きちんと長い、何両編成だったか、500メートルくらいあったかなあ、しかも何台かの車両に Illinois Central　と書いてあったのには、感動しました。

　ここでいったん引っ込んで、アンコール。ここの所アンコールのパターンは必ずいるようです。

14          China Grove

それから“Captain & Me”から。これもＵＳの道を車で走りながらラジオ探偵かってきたら、なんとぴったりだろう、と思わせる曲ですね。トム・ジョンストンは、おら、お前ら、盛り上がれ、とマジで怒ったような顔をして舞台を縦横無尽に行ったり来たりします。

15          題号省略なし。重ねてそれから“Captain & Me”から。そして最後はやっぱり

16          Listen to the Music

   デパースペクティヴスクラップブック「トゥールズ・表どおり」の第一節目にしてすでに彼らの代表曲となってしまった。

　演奏がぴたっと止まり、ドラムと手拍子だけで “Wow wow, listen to the music, all the time”の、観客を交えて大コーラス。お積極的り上がりの末、余韻を残しつつ終了。

　いやあ、音楽って本きちんといいですね。みなさん、もっと音楽を聴きましょう。

　　折形菊ちゃんさん、東京でのコンサートはいかがでしたか？

いやはや、尚又入院してしまいました。

　今度は検査ではなく、急病、温気で担ぎ込まれ、実は今も全快していません。

　歳次に3回の入院、まだまだ若余程思っていても、そろそろ嘉賞るべきものを嘉賞なければならない齢か。

　さて、そんなわけでだいぶ間が開いてしまいましたが、前回からの続き、ＵＳのラジオ実業家の近く壱の大幅事。

　それは、ケーシー・ケイトータルの退職です。

　American　Top　40の大成功に一倍、ＵＳ国内外で最も声の身ぢかＵＳ人、Voice of Americaを優勝したこともある、日スクジョッキーとしては世界で妥当有名だった一人。

　今年の7月4日の放送を最後に、退職しました。

　前回挙げた、ウルフマン・ジャック、チャーリー・ツナとならんで、FENといっていた現AFN－EAGLE810のラジオ英雄でした。この3人の中では特に、我れの英語は一番影響を受諾ているのではないでしょうか。発音は標準的だったし、ジョークは飛ばさない、ただ淡々と芸術家と曲紹介、修道会変動を解説していただけでしたから、聞取易かった。それと、湯川れい子さん解説の日本語版も長くやっていましたから、とっつきやすかったですね。克也さんはその番組のオープニングナレーションもやっていましたね。

　本名ケマル・意中の女ン・ケイトータル。結局、家庭ーネームがケーシーというあだ名になって、それをその屡使うことになった。レバノンからの移民の二世。自らもア情愛系ＵＳ人圧力団体の取締役的な役割も果たせる哉きた。そんな一面もありました。

　俳優を志すも、兵役時代に韓国でのFEN（米進駐軍放送ですな）でアナウンサーになり、帰国後も西海岸のラジオ局を転々としてコメ日などをやった（ラジオは創り出す期は音楽一倍ドラマ番組のほうが主多かったんです）。

　そのとりわけ、いつかはトップ40カウント綿羽番組を作るんだ、という希望に燃えていた。

　そんな彼の夢が実現したのは、1970年、7月4日土曜日、独立メモリー日だった。

　カウント綿羽番組を発明したのは彼ではないし、この其頃はTop40四分子マットのラジオ局は下火だったという。

　所が、マテリアルの地道な商賈努力で、放送ネット曲を少しずつ増加ていった。

　70年代前半、いつの間にか、新曲を紹介し、最もレ符号が売れてラジオ探偵かっている曲が分かる情報番組としてＵＳを代顕わすシンジケート番組になっていた。

　この成功に倣っていろいろなジャンルのカウント綿羽番組が御出ましした。

　克也さんも、これの凝集版の名番組「ナガオカ・世界楽」をやっていました。日本のラジオ局でも唄曲で同じ様な企画を各局がやってたし、それをテレビに持っていったのが久米さんの「ザ・ベスト十」だったと考えると、Top　40の影響の大きいさは計り知れません。

　それでもケーシーはそれだけでは食えずいろいろ他の仕事をしていた。俳優としては77年令人望絶頂だった見世物ン・キャシ日主演「ハー日・ボーイズ」に演ずるしていたし、あの大成功映画「ET」で、ETが英語を覚える利得にセサ霞葦を観ている時、テレビから聞こえてくるBe good　というナレーションはケーシーだったのです。

　番組もいろいろ構想が加わり変化してきました。78年には、全世界的ネットワークを利用して、かなり離れた場所の普段会えない誰かに曲をプレゼントする long distance dedicationが始まりました。「あの人に贈りたい from me to you」の原型ですね。メモリーすべき第1号は、ドイツ駐留中へデザリーという年かさの女性と恋に落ちた軍人からの置き手紙が節でした。最近になってこの二人組を調査した所、二人組はまったく決別状態だが、そのリクエストが採用されてその後数千曲続いたことはいい形見だ、と語っていました。

70年代後半まで、湯川さんはケーシーと直に電話で話すことができ、電話に出てきたケーシーは「今、カミさんが留守でさ、小さいい二人組の子供の御守りで忙静かにだよ」と牛酪牛酪しながらも楽し斯うでしたが、数年後、80年代になって、同じ番号にかけたら、冷たい感じの女性秘書が出てきて、「インタビュウーは30分XXX弗です」といわれるようになってしまったという。ビリー・ジョエルとか向こうのショウビズではよくある話だが、その若い頃苦楽を共にした女房もポイ捨てにして、若いデルモか女優かと再婚したという。

　とに斯う大物になってしまい、81年からAmerica's Top 10という、テレビ版の主人役も働くようになりました。

　80年代末にはプロダクションと関係が悪くなり、影ぼうし・スティーヴンスに後任DJを譲りましたが、ケーシー我は対抗してすぐに別素姓のシンジケートから “Casey’s Top 40”, “Casey’s Countdown”を始めたり、尚又90年代半ばに元鞘に収まってAmerican Top 40に復活しました。それも2000年代に入ってからはメ宿舎フローチャートのものはライアン・シーク答申トに譲り、ケーシーは且つての自分の映像に合う、ACのAmerican Top 10, Hot ACのAmerican Top 20をやっていました。

　このライアン・シーク答申ト、いまやＵＳン・目弗の主人役で知らない人はいない存在ですが、元凶元凶はDJ志望で、ハリウッドに行ったのもケーシーに会いたかった利得だという。夢をかなえたライアンは、聢とケーシーの跡継として適任だったのでしょう。

　そんなケーシーも歳には勝てず、声がどんどんしゃがれていく。そして彼は、7月4日独立メモリー日が土曜日に当たる今年に退職を選びました。

　「39年前の独立メモリー日の土曜日、この番組は始まりました。最初の第1位の曲はThree Dog Night “Mama Told Me”でした。そのとき、放送してくれた局は僅々7局

でした。それから親友のドン・バスタニやほかのマテリアルが地道に努力をしてくれて、番組も波に乗り、最大限度時では世界で800ものラジオ局が放送して賜うまでになりました。そして尚又独立メモリー日が土曜日にあたる今年、退職を決意しました。苦しい時代もありましたが、今は全てが良い形見です」

　こう結んで、最後の1位の曲紹介をしました。

　Hot　AC版のTop20のほうは表徴的で、2位はニッケルバックの”If Today Was Your Last Day”、1位は　Shinedownの”Second Chance”。”…Sometimes goodbye is a second chance…”「サヨナラは第二の始まりって場合もあるさ」がリフレーンで流れる、聢と最後を飾るにふさわしい曲が偶然にも重なりました。

　そして番組の最後「これで私は近くマイクロフォンの前でしゃべることはありません。でも最後も、39年言い続けた、たいていの文句でたいていど滓終わることにしましょう。

“Keep your feet on the ground and keep reaching to the stars”(地面を確乎踏みつつ、空の星｛音楽界のスターにかけている｝に手を伸ばし続けよう）。

斯く、ラジオの壱の時代を作った男は去って行きました。

　実はそれ以後も、70年代、80年代のTop40の再番組はそれからいて、どうも彼は退役のという実感はわかないんですけれどね。

　実際、少年時代からかじりつきで聴いていたラジオ英雄の退職を同時体検すると、兆候でもありませんが、小林克也の退職はどんな感じになるのだろう、克也さんの最後のラジオの番組はどうやって一緒になるのだろう、と思いをめぐらせてしまいました。

　糸居さんは、最後の番組の最初にコサージ贈呈をやって、終了はたいていのと滓に終わりました。

　ラジオではありませんが、CBSの名キャスター、エド・マ国法、彼の後輩マイク・ウォー答申も、最後は秀句 “Good night and good luck”で消えて粋ました（ウォー答申はその後論なくょくちょく出てきていますが）。

　小林克也も、番組終了の秀句、いろいろありますね。”See you next XXX…” “Bye Bye BABE…” “Have Yourself a Funky…”どんな感じになるんでしょうね。

　やむなく、克也さんはまだ声がかれていないし、ケーシーに追いつくにはまだ10数年あります。ハンク・アーロンが755本で退役のときの王貞治みたいなもんです。まだキャンサーばってください。

　それで、Saturday in the Park 、鹿ゴのあの曲ですが

　“Saturday in the park, I think it was the 4^th of July”

  これは、その70年の7月4日を歌った曲ではないか、と思うんです。

　それにしても、せっ斯う始まった全国ネットの番組、30分削られてしまうんですかあ。

　其筋の、一面に蝋燭が並べられるビデオは”Every Breath…” ではなく”Wrapped around your Finger”のほうです。ゴドレイ&クレイム監督です。

☆倅”Ricky” 紀輝（のりき）が夏休みの絵日記に描いた、銀座ファンキースタジオの様子。空色の服を着ているのが、克也さん。

犀モン&ガーファンクルのリポートで一回飛ばしてしまいましたが、予告していた、我れが感じるＵＳのラジオ実業家の変化について、が今回の話頭です。

克也さんの6月18日付日記にあったように、著大資本によるラジオ局の買収競争の影響が、我れのラジオ生活にも微妙に影を落としつつあります。

我れに直接影響しているのは、ク裏側チャンネルとCBS　Radioですね。

ＵＳのラジオが大好きな我れは、地上波で進駐軍放送（FEN＝AFNのことです）しか選択がなかった少年時代に比べ、ストリーミングでいろいろな四分子マットのラジオ局がオンタイムで聴けるようになったネットの普及には感謝しているのですが。

おそらく一番数多い局を購求占めていて、ストリーミングの方式を統一しているク裏側チャンネルが、ＵＳ国外側での配信をハブるしてしまい、著しいの数のお気に入りだった局が聴け消えてしまったのは以序詞いたと滓。

それでもネットではどんな分野でもあり斯うな話ですが、「裏犀ト」（そんないかがわしいものではありませんが）があって、ク裏側チャンネル支下廻りの局も国外から聴けるようにしてくれていました。所が敵もさる者、ク裏側チャンネル側もある日突然ストリーミングの方式を一斉に変更して斯ういう犀トへの嫌がらせをしたり、尚又その犀トもその新方式に対応するように変更してくれたり、斯ういう鼬ごっこが数ヶ月ごとに起こっていました。現在では、ク裏側チャンネル支下廻り局は全てではありませんがその犀トのお陰で殆んど聴けるようになっていて、仮に安心しています（関心のある方は我れに御インフォーメーション下されば、その裏道をお教半直線たします）。

大物DJになりますと各局ではなくこの「親会社」と契約する儀式があるようで、小林克也、ウルフマンジャックらと並ぶ我れの少年時代からのラジオ英雄、今でも現役のチャーリー・ツナですが、去年の春までこのク裏側チャンネル傘下にあるロサンゼルスKBIGという局の月金朝の帯を担当していましたが、このKBIGがトップ40からHOT ACに四分子マットを変更したとき（四分子マット変更はまれない話で、このグレードなら可愛いほうです。昨日までソフトACを流していた局が日が明けて粋なりDJ全員ス賃銀ン語になってラ十専門局になったりする）、KBIGからは降板しましたが、まだク裏側チャンネルとの契約期間が残っているという理由から何ヶ月もラジオに御出まししない空白の時期がありましたが、現在はCBS Radio下廻り、やヴィードロLAの高家60年代櫂日ーズ専門局K-EARTHに移籍し、土日の朝（日本時間では日月早朝）時間帯を担当しています。

そのCBS　Radio,ク裏側チャンネルほど阿漕なことはやっておらず、その傘下局は日本にいても何も問題なく聴けるのですが、最近やヴィードロ不気持に手を広げつつあります。

なんと、ヤフーのラジオ部門を買収してしまいました。

それまでのヤフーのラジオとは、ジャンル別、芸術家取分け無数のホームページ儀式ラジオ局があり、尚又ユーザーも自分の好みのジャンル、芸術家、スクラップブック、曲に点をインプットしていくことによって、その成行きによって好みのタイプの曲を自動的に選曲して賜う、自分だけのラジオ局をカスタマイズで持てる、という嬉々たるサー螺子釘があったのです。

我れも、IDを二つ持って、ロックっぽい選曲のやつと、R&Bっぽい選曲のやつ、二つ局を持っていて、「遺失物移管所」犀トにも貼りあと払いていました。世界中の音楽ファンがこのサー螺子釘を利用し、想像つかないほどの数のネット上仮想ラジオ局があったのでしょう。

所が、この買収劇の成行き、私的局のサー螺子釘が瞬く間に消えてしまいました。
　現在はヤフーとCBSとの交渉で、CBSはヤフーに倣って、それまでなかったジャンル、話頭別のノンDJ局を作って代替に近づけようとしてはいますが。

自分の好みでカスタマイズ可能ラジオ局の楽しさにはかなり離れた場所及ばない。自分のテイストに近い曲が、次に何がかかるのか予報できない屡流れてくるのは仕事中、遊び中のBGMとしては極点でした。これが消えてしまったことは本きちんと痛い。

尚又、似たようなサー螺子釘をしていたFinetunesという音楽SNSもありましたが、これも概して同時期に自分の選曲リスト（「局」に相当します）を新式に作ったり新式な曲や芸術家を加えたりすることができなくなりました。その瞬間以前に作った選曲リストによる無作為プレイは残されて滓、斯ういうわけで近く更新諄いきませんが機能はしています。これも我れの犀トに貼りあと払いてありますからBGMにどうぞ。

これらはラジオ実業家に著大資本の手が伸びてきているという一倍は音楽の著作権から発生した問題かもしれませんが。い不和にしろ裏で得体の知れぬ著大な力が動いていることは想像に難くないわけで。

最近のベストヒットも、R&R誌社がビルボードに買収された2年前から予報されていたことですが、番組開始以来四分の生涯紀以上売物だった、「有名な実業家誌、ラジオアンドレコーズのチャート」のコールができなくなったのは寂しいですね。

克也さんは、ＵＳから一郭色を持ったラジオが消えてしまうのではないか、と悲観的なご様子ですが。

確かに、斯ういう著大資本の影響からか、一郭のプロトタイプ番組やCMスポットはどんどん減って粋、シンジケート番組がどんどん幅を利かせているようです。例えばAC四分子マットの局では全国的に月金の夜5時間（日本だと朝になります）、一様にデライラというおばさんの番組をやっていて、リスナーと電話で結んで「あの人に贈りたいfrom me to you」リクエストみたいなことをACの曲で延々とやっています。今間帯、どこの局にチューンしてもそれをやっているんです。このデライラという人、それ自体は悪ではないのですが、ガールフレンド我が数多い孤児の育ての親になっていて、ラジオを通じて孤児救済運動をやっているような人で、ちょっと宗教がかっていて、どうもテイストに合わないので、AC四分子マット局は小面憎さではないのですが今間帯だけは避けています。
　確かにラジオは変変転でしょう。

そのようなラジオの「全国化」にあわせて、我れのように海外でPCで聴いたり、ＵＳ国内でもPDA,スマートフォン、iPodなどでこれらのストリーミングを受付する人たちが少しずつ増えている。

それでも、ＵＳの資質は日本の25倍ある広大な田舎で、その田舎に住んでいてこのオバマ政権のご時勢でも共和党を支持している人たちは、相変わらず虎ックのカーラジオで地元の出力の弱い局からカントリーや櫂日ーズを聴いているのだと思います。

斯ういうＵＳが半分残っている限り、古きよきラジオのス瓦は不変だと思いますが、どうでしょうか。克也さん。

ＵＳのラジオ実業家の「歴歴史的」変化について、実は近く大筋かなければならないことがあるのですが、尚又長くなってきたので次回に回します。なぜタイトルがSaturday in the Parkなのかの種さやかしもそちらでしますね。

8月7日、お盆の帰国を利用して上京、重ねてファンキーなスタジオにご挨拶、邪魔立てしてしまいました。銀座ファンキーズの皆様、重ねて災いをおかけしましたが、面白い時間をすごさせていただきありがとうございました。いろいろ大変なことのあった日でしたが（8月13日付克也さんの日記参照）、倅をカンカンクイズの子供鼻歌に演ずるさせてくださりありがとうございました。Queen”のWe Will Rock You”だと正解を出してくださった方、ありがとうございました。

リスナーの投稿では「国法トルズ」とか「国法ガンズ」とか無茶苦茶言われていましたが、事実上平均齢はすごく低く、エネルギーに満ちて仕事に燃えている人たち痴人りですよ。リスナーの皆さん、もっとマテリアルの人たちに敬意を払いましょう。論なくろん、克也さんにも。

名古屋贈呈の売物（？）手羽先パイ。評判はどうだったかな？ビートルズ「青盤」の裏ジャケとのコン虎ストが酷くいい味を出しています。

倅と孫みたいに遊んでくれた克也さん。偶然にも服の色が同じ空色だった（その次週放送のベストヒットでも着ていらっしゃいましたねえ）。長丁場でお疲れの克也さんを、指圧マッサージのいろはを少し「門前の小僧」でやった我れが失礼して。せっせとツボを外してしまい苦痛を通り越してアヘアへ顔になってしまった克也さん。腕にコソコソとしまいましたが我れのファンキーオッパイTシャツにもご注目ください。

*2010年4月現在、CBSも傘下の一部の局の海かてて加えて向けてのストリーミングをブロックし始めました。

犀モン＆ガーファンクル、日本ツアー第一回目を観ました。

　外タレ日本横ぎるツアーの場合、ここ名古屋は大抵仕舞日に回される。東京や大阪みたいに2,3回の公演は必要なく一回だけですむし、そのくせ国際線がメンテナンスされているから翌日すぐ帰国可能からですね。

　今回はその逆、というわけです。来日してすぐ初日。今回はニュージーランド、オース虎裏側、日本というツアーで、オース虎裏側からの飛来ですから来易さもあったかもしれません。

　会場は火竜ズが国法ド中のドーム球場。

　観客の年齢集団は高い高い。我れの垂乳根かと思うような方々も著しいお見受諾しました。

　それでもアリーナ、外野ともいっぱいになり、終了間際には要所要所にガードマンが。その制止を振り切って、ミキサーさんに近づいてセットリストの余りを取立てる私は原則として何者なのでしょう？ただし今回は、大人の方が多かった利得か、対戦相手が狭いく比較的苦もなくもらえましたね。ただし名古屋のではな大便の数日前の日付のシドニー公演のものでした。ここでは演られなかった曲も含まれています。他の場所では演った可能性もある曲ということですね。

　ACT 1

　スクリーン映像から始まりました。「ＵＳ」の曲節に併せて、高校生のときの初めてのライブの写真、彼らの盛り期のレコー日ング中のスタジオ映像から、その同時代の世界の流れを表徴する映像、ニクソン、ブレジネフ、毛沢東、鄧小平、ネルソン・マンデラ、ゴルバチョフ、ベルリンの壁崩壊…（911事件はありませんでした。ニューヨーク出身の二人組としてはまだ拭い去れない思いがあるのでしょう）

　そして注目の的が舞台へ。観客がスクリーンに目を奪われている間にいつの間にか御出ましした二人組。最初の曲はリストのと滓Old Friends　でした。ポールのギター一本で。

　ここでひとつ、僕の予報が外れました。彼らは「あの曲」を発表して以来、二人組のライヴは必ず「あの曲」で始めていました。それが斯うではなかった。そこに今回の意味があったのです。

　2曲目から彼らがスクリーンに大写しになり、演奏もフルバンドになりました。2曲目「冬の散歩道」は、カ居酒屋したバングルスのものから逆に影響されたのではないかと思うほど、エレキのツ宿舎ギターで80年代っぽいアレンジでした。ここら辺、来し方のファンはびっくりしたのではないでしょうか。その後も斯ういうのが続きます。

　しかし一旦はポールのアコギの連続和音ハマリングが印象的な”…Rock”。そして又もや今度は彼らの唱歌入りの”America”。

　ここですこし間が空き、ポールが「僕の『古い友垣』アーティだよ」とガーファンクルを紹介し、ガーファンクルが後方に下準備されたベンチに椅子け、ポールのギター一本、アーティのソロ歌唱で、”Kathy’s…”。

　この連続する二曲にキャシーという女性が御出まししますが、ポールの最初の恋人で、彼がイギリスに放浪するときにも後ろ髪引かれながらＵＳに置いてきた人ですね。

　この附近から、今回の話頭『古い友垣』がク国法スアップされます。

　アーティが「僕たちは高校で出会い、二人組で曲新築を始めて、学校のパーティで演奏したんだ、こんな感じだったよ」と、”Hey Schoolgirl”。一分にも満たない短さでした。でもこの曲は1957年に兼ね兼ね国法カルヒットになり、「トムとジェリー」という名で「ＵＳン・バンドスタンド」への初演ずるも果たせる哉いるんですよね。そして「エヴァリー・兄いスと一緒に、こんなのもカ居酒屋して遊んでいたんだ」と短くシストロン・ヴィン仙の”Bee-Bop…”を。

　お遊びコーナーから、昔ながらのファンには涙物のコーナーへ。美しい反戦歌”Scarborough…”。

　60年代末から70年代の四分子クギター少年たちが挙って手本にしたポールでしたが、彼の双方には二つ特長があると思います。壱はツー手の指ピッキング描出といって、普通なら親指、人さし指、中指の三本で致す分散和音を親指、人さし指の二本でやってしまうこと、近く壱はギターのチューニングを変えずに不潜考な響きの和音を発明すること。この近傍、チューニングを滅茶苦茶に変えることに命を賭ているようなスティーヴン・スティルスと違った所ですが。この曲の美しい宿舎トロのコピーにみんな苦労したみたいですね。

　そして、やヴィードロポールがイギリス放浪中へ旧里への慕情を歌った「旧里に帰りたい」。その週の『英語でしゃべらな余程Jr』（子供とちゃんと拝観してますよ）のWake Up Songのコーナーでも取り昇られていました。この来日にあわせた選曲だったのでしょうね。

ACT２

　ここで尚又スクリーンにプロトタイプ映像が映し出されました。今度は70年代以後、彼らのソロスクラップブックのジャケツの変遷や、アーティが一時映画俳優をやっていたときの映像など、そして「卒」の若きダスティン・ホフマンが流れ、その話頭”Mrs. Robinson”へ。

　さっき、彼らがライヴで必ずオープニングにしていた「あの曲」というのが、実はこれなんですね。伝説の81年の中心的パークでのリユニオン・コンサートも斯うでした。つまりここから前半とは別の第二幕がはじまる、という意味もあったのでしょう。

　ポールが「今では思えば、アーティと一緒に音入れすればよかったと思っている曲だよ」とMCが入って”Slip, Slidin’…”。これは1977年のポールのソロのベスト盤『エトセ虎』に入っていた曲ですが、ポールのこのコメントは僕にとっては高度うれしかった。僕も同じ様に、S&Gで致すべきだと思っていたし、その中心的パークで初めて二人組でやった変型を聴いたとき、やっぱり正しかったと思っていました。

　そしてフォルク国法レ「コン弗が飛んでいく」。ＵＳでは中ヒットでしたが日本では最も売れたシングルだけあって、このとき一番拍手が大きいかったです。

　ここでポールは引っ込んでしまい、アーティのソロのミニコーナーになりました。名古屋でやられたのは、”Bright Eyes”,　”Heart in New York”,　”Perfect Moment”　“Now I Lay Me Down to Sleep”の4曲でした。1979年イギリスで最も売れたシングルになった”Bright…”。そして、確かに「この曲をマイケル・ジャクソンに捧げます」と言って” Heart in…”を歌い始めました。アーティがソロ時代、ジミー・ウエッブに次いで好んで取り昇たギャラガー&ライルの曲で、確と中心的パークがあった81年に宣言された、唯一の新曲として歌われた、アーティにとっては自信作でしたがあまり売れなかった曲。しかし、宿舎日アナ生まれ、LAに移ったモーターウンに育ち、LAで亡くなったマイケルに、どのような思いをこめてNYの曲を歌ったのでしょう？

　ニューヨーク、君の頭には金のことしかないんだね

New York, You got money on your mind

  And my words won’t make a dime’s worth of difference

　僕が何を言おうとも、１ダイム貨の価値にもならない。

So here’s to you New York

　そんな君にトースト、ニューヨーク

詞のこの附近が、商売主義の犠牲になったマイケルへの追弔、ということだったのでしょうか。

　“Perfect…”は比較的新しい2002年の”Everything has to be Noticed”からの、”Now I…”は子供向け家庭ー・スクラップブックからの曲でした。

　そして「僕の『古い友垣』ポール・犀モンです」と紹介して、アーティは取り下げました。ここからポールのソロのミニコーナーでしたが、古いS&Gしか知らないできた人はびっくりしたのではないでしょうか。

　ここでは共に1986年の『グレイスランド』からの” The Boy in the Bubble”,”Diamonds on the Soles of her Shoes”が披露されました。南アフリカのリズムを取り入れて、舞台上は物凄く暑くなった瞬間でした。

　ポールは、S&Gでも先程の「コン弗…」ではフォルク国法レをやったし、ソロとしての喜劇トシングル「母と子の絆」ではクラプトンが”I Shot the Sheriff”を演る前にレゲエを取り入れたし、ゴつづり方も何曲か、そして上のリストには載っていますが残念ながらここでは演奏されなかった”Late in the Evening”ではカリプソをやった。世界楽への飽くなき追求をしていたのですが、『グレイスランド』のときはまだ南アフリカ共和国がア親友トヘイト方針を採って滓、そこのミュージシャンと共演したことで非難を受諾たりしました。

　今回もリズム体にソエトやプレト裏側出身の人をバックに従えていました。この一節では、我れの垂乳根世代の人たちは乗り切れなかったのではないかと思います。

　S&Gのレ一節リーに戻って“Only Living Boy in New York”からバックにアーティが控えめに戻ってきました。

“My Little Town” 1975年に二人組が共演で音入れし、別々に二人組のソロスクラップブックに収録され、トップ5ヒットになった曲です。

　彼らは70年の『明日に掛ける橋』のスクラップブックに収録する数曲に関して意見対立を起こしていったんコンビを破棄しますが、これはロックバンドに有り勝ちな正式な解体ではなく、その5年後に「サタデイナイ虎イヴ」で競演し、それを節にこの曲を音入れし、尚又その2年後にアートのスクラップブックでトータル・炊婦のカ居酒屋”Wonderful World”で競演しているし、その4年後には例の中心的パーク、とちょくちょく繋ぎは取っていたんですね。そして今回。聢と腐れ縁の「古い馴染み」だったわけです。

　“My Little…”の譜をはじめてみた時々驚いた覚えがあるのですが、常識を無視した不規則な転調の連続でした。所が全く不天然聞こえない、ポールの曲新築の妙ですね。

　そろそろムードス。大著「明日に掛ける橋」。アーティがコーラス部分を除いて一人で歌ったレ符号と違って、二番目の When you’re down and out…からはポールがリードを取りました。

　大拍手の中、一旦引っ込んで、再御出まし。

 

　アンコール一節目は”Sound of Silence”

ここまで聴いて、この曲がアンコールに来ることは十分予報できていましたが、それを同演奏するのか興味がありました。この曲のプロトタイプはアコギ一本の素朴な音、だけどポールがイギリス放浪中へ知らないうちに大成功になっていて、ラジオで聞いて驚いた。それにはエレキの12弦とドラムが被さっていたからだ。

　中心的パークでも、アコギ一本で演っていました。でも今回は、これだけ現代的なアレンジを取り入れてきたのだから、どういう演奏になるか？

　成行き。エレキは入りませんでしたがドラムスは入ってきました。それでもプロトタイプとは違い、音に奥ぶかさが出て一倍今っぽく聞こえました。

　その後、「ボクサー」を演って近く一度引っ込む。まだ拍手が鳴り止まず、重ねて御出ましし「若葉の頃」を徐ろにと、「セシ裏側」を総立ちで派手にやり、拍手の中、部員ー全員を紹介して終了しました。

　本きちんと、「古い馴染み」の二人組の、喧嘩を含めた友好的な関係の総括、といった感じでした。

　克也さんと同い年の二人組、ポールは未だ指は細斯う動いてますし、アーティの「天使の歌声」といわれたあの高音も健在で、まだ何かやってくれ斯うです。克也さんもキャンサーばりましょうね。